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Mr.「エグい事するねぇ〜。一応"お世話"になったんだろ？」
『"余計な"……でしたけどね。』
荼毘「ハッ！いいなぁお前…、そういうところ、結構好きだぜ。」
『どうも。』
もう追手はいない。
あとはギガさんに任せて僕達はゆっくりと休憩しよう。
岩のようなゴツゴツとした皮膚に背を預けて座り込む。
弔さんと合流したとして、Dr.と連絡が取れない以上、下手に行動もできない。
彼も"個性"のコントロールができるようになったといっても、《全てを壊す》に於いて巻き込まれる確率は８割ほど。
………また空想生物を生んで、空に逃げるしかないかな。
次生んだらきっと、胃が消滅するかもしれない。
でも不思議と恐怖を感じないのはどうしてなんだろう？
───ドシンッ！！！
『？！、な、何だ？！』
突然空に投げ出されたかと思えば、今度は重力に押し潰されたような感覚と激しい揺れ。
さっきまで吹いていた風もピタリと止んで、順調に進んでいたギガさんの動きが停止した。
ビルや巨岩さえも破壊するギガさんを止めるなんて……、一体何が起きてるんだ。
トガ「A君っ、雄英です！！」
『はぁ？！』
雄英って…、雄英高校か？！
クソヒーロー共め、人手が足りなくてとうとう生徒を駆出したか。
ギガさんの耳元まで移動し、下を見下ろしてみれば確かに見覚えのある姿がちらほら見かける。
隣りにいるトガちゃんも誰かを探してるのか、暗い表情を浮かべながら辺りを見回していた。
スピナー「おいおいマジかよ…！此処まで来て足止めか？！」
『落ち着いてスピナーさん。所詮は学生……、歴戦を潜り抜けたヒーロー達より打ち負かすのは楽ですよ。』
スピナー「……そう、だな。」
誰が指示を仰いだのかは知らないが、プロヒーローを無視して生徒だけで行動なんか出来るはずもない。
何処かに統率者がいるはず。
『………ん？』
木の影に隠れる赤い服の女を見つけた。
『ふ〜ん……、アイツか。』
───八百万百。
A組の中でもかなり頭が切れる奴だ。
きっとこの作戦もアイツが仕掛けたものだろう。
プロヒーローが来るまでの時間稼ぎか……、それとも……、
『どっちにしても、潰すしかないか。』
A組に未練なんかない。
悪いが、僕と先生の幸せの為の踏み台になってもらうよ。
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！一体何が書いてあるんだ... (2023年1月25日 17時) (
レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka(プロフ) - めっちゃ好きです！！！！無理しない程度に更新頑張ってください！！ (2023年1月21日 23時) (レス) @page48 id: d07776e606 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！死柄木...弟(?)愛でそこまで頑張れるなんて... (2023年1月15日 9時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます。A組の皆んなは鬼龍君の事どう思ってんのやろ...。荼毘のやつは本当に好きなんだろうな (2023年1月13日 23時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - あー、ほんとこの作品大好きです！無理せずに頑張ってください！！ (2022年12月6日 11時) (レス) @page38 id: a1d0294fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年7月19日 0時
