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『──おはようございます…弔さん。』
Mr.「え？何か言ったか？」
『………いいえ。』
空気の振動が変わった。
弔さんが目覚めた証拠だ。
予定よりかなり早いけど致し方無い。
彼が起きたとなると、Dr.はヒーローに捕まってしまったのか？
此処から遥かに遠い空気のビリビリとした振動。
床から伝ってくる地面の揺れ。
広範囲による弔さんの"個性"だ。
そろそろ動き出すかな。
『Mr.、行きますよ。』
Mr.「行くって何処に？！」
『蛇腔病院。』
Mr.「馬鹿言え！！マキアが起きなきゃ移動なんざできねぇだろ？！」
『起きますよ。なので、準備してください。』
Mr.「何でわかるんだよ…？」
『………"ホシ"が教えてくれるんです。』
Mr.「"ホシ"……って、例のあれか。」
『はい。』
Mr.「……なら、信用するしかねぇな。」
手摺りを握り締めながら溜め息をついて項垂れたMr.。
トガちゃんは下で暴れてるから後回しにするとして、荼毘さんは何処に行ったんだろうか。
まさかホークスの所か？と考えてると、丁度上階から降りてきた。
荼毘「A、状況はどうだ？」
『弔さんが覚醒したみたいです。
そろそろギガさんも動き出す頃なので蛇腔病院に行く準備をしないと。』
荼毘「そりゃあいい！……じゃあ、アイツも連れて行かねぇとな。」
『アイツ？』
荼毘「スケプティック。
アイツの仕掛けたカメラでいろいろ撮れたからな。
それを利用してやるんだよ。」
『……荼毘さん。』
荼毘「あ？」
『トゥワイスさんが死んだことは知ってますか？』
荼毘「あぁ知ってる。その場にいたからな。」
『…………そうですか。』
この男が、よくわからない。
ヒーローの襲撃…、トゥワイスさんの死…、
それをまるで愉しんでるかのように嗤う姿は子供みたいな無邪気さ。
……いや、寧ろこれが一番敵らしいのかもしれない。
──ドゴオォォォッッ！！！
マキア「主の元へぇぇぇぇっっ！！！！」
地下から這い出る岩の如く巨大な手。
ギガさんの空気を揺さぶる程の咆哮が響き渡り、ヒーロー達を圧倒する。
そして……、
「鬼龍隊長ぉっ！」
「鬼龍隊長っ！！」
「「お助けをぉぉぉっ！！！」」
《──ギュルアァァッ！！！》
『…………はぁ。』
さっき"連れてこい"と頼んだ２人が必死に叫びながらヒュドラを地下から連れて来た。
………餌の肉を手にして。
ヒュドラは餌見せびらかされてると思って怒ってる。
馬鹿かよアイツ等。
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！一体何が書いてあるんだ... (2023年1月25日 17時) (
レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka(プロフ) - めっちゃ好きです！！！！無理しない程度に更新頑張ってください！！ (2023年1月21日 23時) (レス) @page48 id: d07776e606 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！死柄木...弟(?)愛でそこまで頑張れるなんて... (2023年1月15日 9時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます。A組の皆んなは鬼龍君の事どう思ってんのやろ...。荼毘のやつは本当に好きなんだろうな (2023年1月13日 23時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - あー、ほんとこの作品大好きです！無理せずに頑張ってください！！ (2022年12月6日 11時) (レス) @page38 id: a1d0294fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年7月19日 0時
