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何だってこんな酒臭いんだ。
まさか弔が酒を飲ませたのか？
AFO「弔。」
死柄木「俺じゃねぇよ！」
AFO「じゃあ黒霧か？」
黒霧「い、いえ！私もリビングに来たときには既にこの状態でして……、」
なら、Aが自分で酒を飲んだってことか。
ふと周りを見渡すと、キッチンの床に烏龍ハイと緑茶ハイの空き缶が転がってることに気が付いた。
……僕がこの間買ってきた酒じゃないか。
成る程。
大方、普通の飲み物と間違えて飲んで、酔っ払ってるというところだろう。
『しぇーしぇっ！！ヒック、』
AFO「ん？」
『ぼくおこってう！！』
AFO「怒ってる？」
『しぇーしぇぼくおいてった！！』
AFO「あぁ…、それで怒ってるのか。」
『しぇーしぇ！！』
AFO「なぁに？」
『ぼくおこなのっ！！おこなのっ！！』
AFO「ふっ…、ククッ……、」
頬を膨れさせながらバタバタ暴れる姿が可愛い。
思わず笑ってしまい、それに怒ったAがまた頬を膨れさせた。
参ったねこれは、可愛過ぎる。
AFO「勝手に置いてって悪かったよ。
でも何でもかんでもビリビリにしちゃって……、どうするんだ？」
『ぜぇーんぶポーイッ！』
AFO「クハッ！」
ダメだ。面白い。
僕から降りたAは覚束無い足取りで纏めてあった新聞紙を引っ張り出す。
後ろで黒霧の落胆する声がするが、取り敢えず今から何をするつもりなのか見てみよう。
───ビリッ！ビリッ！
………やはり破くか。
これ以上部屋を汚されたら後が大変だ。
またAを抱き上げ、「おしまい。」と手に持っていた新聞紙も取り上げた。
『やあぁっ！！』
AFO「我が儘はダメだよ。」
『おこなのっ！！おこなのぉっ！！』
AFO「うん、わかったからね。
じゃあどうしたら機嫌良くなるかな？」
まるで癇癪を起こす幼児だな。
なるべく刺激しないよう、背中を擦り落ち着かせる。
モゾモゾと腕の中で動くAは未だにしゃっくりが止まらないようだ。
『んぅ〜っ！』
AFO「何でも言ってごらん。」
『……………、』
口を尖らせ、ジトッとした瞳で見てくるA。
う〜ん……可愛い。
あまりの可愛さについ尖った口にキスをすると、驚いたのか目を何度か瞬かせてキョトンとする。
だが次第にふにゃりとした笑みを浮かべた。
『えへへ……ちゅーしちゃったぁ〜…、』
AFO「ん"ンっ、」
さっきの怒りん坊は何処へやら…、それはもう嬉しそうに笑う少年に心臓を掴まれた気分だ。
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！酔っ払い鬼龍君かわええぇ…ほんとにかわいい…ああ… (2022年9月22日 8時) (
レス) @page50 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！コーヒー苦いよな…自分紅茶も好きじゃないんですよ…どうしたもんか (2022年9月9日 8時) (レス) @page46 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！鬼龍君可愛いなぁ…へへ…自分も小さい頃やってました。全然信じてました (2022年9月5日 14時) (レス) @page46 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！鬼龍君鈍感すぎでしょ…弔も怪しいけど (2022年8月24日 10時) (レス) @page45 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！鬼龍君寝相悪いのか…勝手にめっちゃ綺麗に寝てると思ってたわ。可愛い… (2022年8月20日 21時) (レス) @page41 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年5月18日 23時
