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爆豪「───っ？！」
目に入ったのは……、自分の手と、寝室の天井。
隣には……誰もいない。
いるはずもない。
真夏日にクーラーも点けず寝ていたせいか、汗を大量に掻いて気持ち悪ぃ。
ベッドから起き上がり、クローゼットから着替えを持って部屋を出る。
なんつー夢だクソっ…！
幸福感から一気にドン底に落とされた気分に腹が立つ。
浴場で汗を流してまた寝るか……、いや、それとも体動かしてからシャワー浴びて……と考えながら共有ルームに入れば、10時を回ってんのに何やら馬鹿騒ぎしてるクラスの奴等。
窓の外を指差して何やっとんだ？
緑谷「あ！かっちゃん、起きたの？」
爆豪「話し掛けんなクソナード。」
緑谷「ご、ごめんっ、でもいいタイミングだね！」
爆豪「あ？」
上鳴「爆豪も見てみろよ！すっげぇぞ！」
ンだよ面倒くせぇ…と嫌々ながらもクソ髪とアホ面の間を無理矢理入り、指差した方を見上げた。
爆豪「───…、」
暗い空に白い帯が流れている。
───それは紛れもない、天の川だった。
飯田「こんな都会でとは…、」
麗日「良いことありそうやね！」
八百万「えぇ！私も初めて見ましたわ！」
轟「俺も産まれて初めてだ…、」
蛙吹「あれが彦星と織姫ね。」
周りが騒ぐ中、俺も初めて見る光景に思わず釘付けになる。
7月7日……七夕の日に眺める天の川。
そういや今日…アイツの誕生日だったな。
だからさっきあんな夢見たんかよ…と、自分の未練たらしさに笑けてくる。
緑谷「……A君も…見てるかな。」
爆豪「…………、」
クソデクが俺にだけ聞こえるような声量で呟いた。
この天の川が流れる空の下のどっかに…、Aがいる。
ずっと渡せずにいるプレゼント。
いつかまた笑い合える日が戻ってきたら…、今度こそは……、
.
.
.
『……天の川なんて…珍しい…、』
AFO「A、どうしたんだ？」
『天の川が見えるんです。』
AFO「へぇ、こんな都会のど真ん中でねぇ。
しかも君の誕生日にだなんて、随分ロマンチックだ。」
『ふふっ…、そうですね。
今年は彦星と織姫も再会できそうですね。』
AFO「そうだね。」
『…………、』
今まで見ることがなかった天の川。
今年に限ってこんなに綺麗に見えるなんて……、
これは【吉兆】なのか……、
それとも…、【絶望】の始まりか…、
正義と悪の衝突まで……あと数ヶ月、
。
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！酔っ払い鬼龍君かわええぇ…ほんとにかわいい…ああ… (2022年9月22日 8時) (
レス) @page50 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！コーヒー苦いよな…自分紅茶も好きじゃないんですよ…どうしたもんか (2022年9月9日 8時) (レス) @page46 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！鬼龍君可愛いなぁ…へへ…自分も小さい頃やってました。全然信じてました (2022年9月5日 14時) (レス) @page46 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！鬼龍君鈍感すぎでしょ…弔も怪しいけど (2022年8月24日 10時) (レス) @page45 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！鬼龍君寝相悪いのか…勝手にめっちゃ綺麗に寝てると思ってたわ。可愛い… (2022年8月20日 21時) (レス) @page41 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年5月18日 23時
