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そっからフラフラとあちこち渡り歩き、ある事件を起こした敵団体に興味を持った。
なかなか面白い事すると思い、裏で知り合ったブローカーに情報を提示してもらい、なんとなく加入した。
リーダー…、死柄木弔は中身こそガキっぽいが、まぁまぁ仲間思いなところがある。
黒霧は……、よくわかんねぇ奴。
そして…、
『荼毘さん…、荼毘さんっ！』
荼毘「……あ？」
『いい加減起きてください。僕も動きたいんですよ。』
俺の顔を覗き込む端正な顔立ち。
そういえばAに膝枕してもらったまま寝ちまってたんだな。
…………………起きるの面倒くせぇ。
どうせアイツの所に戻るつもりなんだろ。
想像しただけで胸焼けがする。
行くなという意思表示でAの腹に顔を埋めると、上から『ちょっと？！』と戸惑う声がして笑いそうになった。
『起きてくださいってば！！』
荼毘「……………やだ。」
『やだじゃないです！ほら！』
荼毘「……………………。」
『……………はぁ…、どうしよう。』
甘い奴。
結局こうやってやれば許してもらえるってのはわかりきってる。
『……あれ？荼毘さんこの傷どうしたんですか？』
荼毘「あ？」
『頬の辺り。切り傷になってますよ。』
俺の髪を少し退けて傷がある場所を撫でてくる。
一瞬痛みが走ったが、別にたいしたことないだろう。
荼毘「あ〜…多分チンピラに絡まれた時のだな。」
『……ちょっと待ってくださいね。』
ポケットに手を突っ込んで何かを探す仕草を見せる。
そっから1枚の絆創膏を取り出しペリペリと紙を剥がして、怪我のある箇所にペタッと貼り付けてきた。
『はい、どうぞ。』
荼毘「…………。」
Aが柔らかい笑みを浮かべながら見下ろしてくる。
相変わらず女みたいな顔立ち……、これで男だと聞かされた時はそりゃあ驚いた。
なんとなく昔のことを思い出し、またあの時のみたいなもどかしさが込み上げる。
荼毘「……お前、」
『ん？』
荼毘「やっぱ変なヤツだな。」
『え？！』
それだけ言って再び寝る体制に入った。
上から何か文句言ってるが、次第に諦め俺の頭を撫でてくる。
コイツはきっと憶えてないだろうが…、
もし俺のことを思い出したら…、どんな反応すんだろうな。
その姿を想像しただけで自然と口角が上がった。
変なヤツ……、
だけど、嫌いじゃない…、
。
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！酔っ払い鬼龍君かわええぇ…ほんとにかわいい…ああ… (2022年9月22日 8時) (
レス) @page50 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！コーヒー苦いよな…自分紅茶も好きじゃないんですよ…どうしたもんか (2022年9月9日 8時) (レス) @page46 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！鬼龍君可愛いなぁ…へへ…自分も小さい頃やってました。全然信じてました (2022年9月5日 14時) (レス) @page46 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！鬼龍君鈍感すぎでしょ…弔も怪しいけど (2022年8月24日 10時) (レス) @page45 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！鬼龍君寝相悪いのか…勝手にめっちゃ綺麗に寝てると思ってたわ。可愛い… (2022年8月20日 21時) (レス) @page41 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年5月18日 23時
