変なヤツ (？？？) ページ25
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(？？？ side)
本当に気まぐれだった。
ずっと部屋に籠もっても仕方ないから、飲み物を買うついでに散歩に出たつもりだった。
パーカーのフードを深く被ってコンビニでジュースを２本。
店員はフードから僅かに覗く俺の顔に、化け物を見たような眼差しを向けてくる。
明らかな嫌悪感に嫌気が差し、商品が入った袋を奪い取るようにしてそそくさとその場を後にした。
俺の顔は普通の奴と違う。
みんな口を揃えて「気味が悪い」と後ろ指を差してくるから、外に出るのはあまり好きじゃない。
？？「早く帰ろう…、」
真夏の炎天下。
周りからの不快な視線と、ジュースが温くならないよう急ぎ足で帰路を歩く。
？？「…………ん？」
ふと、あることに気が付いた。
暫く歩いて突き当りにある公園。
更に奥にデカいマンションがあるから、マンションと併設してある公園だろう。
だがそこは別にどうでもいい。
俺が気になったのは、その公園にいる子供達だ。
見た目は……9、10歳くらいか？
３人の男子が１人の女子を囲んでる。
？？「……いじめ、か？」
坊主の男子が女子を突き飛ばし、それを笑う他の奴等。
俺はその光景をジッと見つめた。
立ち上がろうとする女子を上から踏み付けて手を掲げる坊主野郎。
苦しそうに藻掻く女子が何となく……、"アイツ等"と重なって、胸が熱くなる。
「No.1ヒーロー様が悪い奴をやっつけたぞー！！」
「いえーい！！」
「ヴィランどっかいけー！！」
『あ"ぅっ！！』
坊主野郎がまた女子の顔を踏み付ける。
鼻から血を流して苦しむ様子に手を叩いて笑う他のガキ共。
俺は何故か、虐められてる女子にある人物を重ね、つい体が動いてしまった。
３人は近付いてきた俺を見るなり警戒態勢をとる。
突然目の前に自分達よりもデカい奴が来たら、そりゃ怖いだろうな。
？？「………楽しい？」
「は？」
？？「楽しいかって聞いてんだけど。」
「何だよお前！コイツの仲間か？！」
「じゃあお前もヴィランだ！悪い奴はやっつけてやる！！」
質問にも答えられないのか。
何コイツ等…、ヒーローごっこ？
俺の父親もヒーローだけど、ヒーローは弱い者虐めなんかしない。
坊主野郎がリーダーなのか女子から降りて俺に向かって仁王立ちする。
「やっちゃえチー君！」と取り巻きの応援に気を良くしたのか、両手を前に突き出して何かを飛ばしてきた。
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！酔っ払い鬼龍君かわええぇ…ほんとにかわいい…ああ… (2022年9月22日 8時) (
レス) @page50 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！コーヒー苦いよな…自分紅茶も好きじゃないんですよ…どうしたもんか (2022年9月9日 8時) (レス) @page46 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！鬼龍君可愛いなぁ…へへ…自分も小さい頃やってました。全然信じてました (2022年9月5日 14時) (レス) @page46 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！鬼龍君鈍感すぎでしょ…弔も怪しいけど (2022年8月24日 10時) (レス) @page45 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！鬼龍君寝相悪いのか…勝手にめっちゃ綺麗に寝てると思ってたわ。可愛い… (2022年8月20日 21時) (レス) @page41 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年5月18日 23時
