サヨナラの先に (爆豪勝己) ページ30
リクエスト
※ifストーリー少し長め
──────────
いつかは"その時"がやってくる。
そしてそれは、突然僕の前に現実となって現れた。
「ねぇ勝己！コレ良くない？」
爆豪「この間も買ってやったろうが。もうやらねぇよ。」
「なによケチ！……あーあ！No.1ヒーローがこんなケチくさい男だと思わなかったわ！」
爆豪「オイッ！…………チッ、今回だけだ。」
「やったー！勝己だ〜い好き!」
爆豪「引っ付くなクソ鬱陶しい！！」
『………………。』
数m程度離れた先に、見覚えのある人物を見つけた。
綺麗な女性と腕を組んで、仲睦まじく歩く男は誰もが知ってるNo.1ヒーロー【大爆殺神ダイナマイト】こと爆豪勝己。
僕の幼馴染みであり、恋人でもある。
そんな彼の浮気現場に、買い物の帰りにまさか出食わすとは思わなかった。
常に忙しい彼はあまり家に帰ってくることはなく、帰ってきたとしても寝てるか体を求めてくるかのどちらかしかない。
《恋人》…というより、体の関係。
僕はそうとしか思えなくなっていた。
元々男同士だし、そう長くは続かないと覚悟はしていたけど、いざ目の前にすると、どうしようもない虚無感に心が支配される。
『………荷物、纏めなきゃ。』
彼名義のマンションで暮らしている僕は、あの女性のためにも早急に出て行かなきゃいけない。
すぐに新しいところ契約できるかな？
いや、その前に仕事先も探さなきゃいけないか。
彼の希望で専業主夫やってたが、流石に仕事してない人には部屋を貸してくれないだろう。
思い立ったらすぐ行動。
悟られないように、ソッといなくなろう。
考え事をしていたせいか、気付けば家に着いていた。
今日の夕飯のおかずを冷蔵庫にしまって、クローゼットに入っている服や、その他私物をどんどんバッグに詰める。
いらない物も捨ててしまおう。
思い出になってる物は全部ゴミ袋に。
粗方部屋がスッキリしたところで、スマホの着信が鳴った。
画面には《勝己君》と表示されていて、自然と眉間に皺が寄る。
彼女といるくせに何で電話してくるんだよ。
でも出なかったらあとが煩いし、仕方なく通話をタップした。
『……もしもし。』
爆豪《出るの遅ぇっ！！》
『買い物から帰ったばかりだったから。何か用事？』
爆豪《あぁ、今日は帰れそうにねぇからメシいらねぇ。》
『………そう、わかった。』
爆豪《………どうした？》
『え？』
爆豪《何かあったンかって聞いてんだよ。》
。
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ミヤビ(プロフ) - あ。さん» あ。様、リクエスト承りました。完成まで少々お時間いただきますので暫くお待ち下さい。 (2022年3月3日 23時) (
レス) @page28 id: 3bbb41bd56 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - あ。さん» あ。様、コメントありがとうございます。リクエスト大丈夫ですので、お気軽にコメントください。 (2022年3月3日 15時) (レス) @page28 id: 3bbb41bd56 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - ヒロさん» ヒロ様。リクエストありがとうございます。完成まで暫くお待ち下さい。 (2022年2月7日 1時) (レス) id: 3bbb41bd56 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - リクエストです。時間があったらショタ夢主が熱出したみたいなの出来ますか？ (2022年2月3日 18時) (レス) id: 8d549d1bab (このIDを非表示/違反報告)
あ。 - 『悪夢の始まり』の続き書いてほしい…。お体に気をつけて下さい (2021年12月23日 20時) (レス) id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2021年9月13日 12時
