珈琲二杯目。 ページ4
夢主side
あれここは?
消毒液の臭いが立ち込める部屋で目覚めた
本日2度目の目覚めだ
?「おや、目が覚めたかい?気分はどうだい?」
そう心配そうに声を掛けてくる男は包帯を腕に巻いた奴だった
どうやら鳩ではなさそうだ
貴『ここは一体どこですか?私は何故ここに?』
?「君はこの探偵社の前で倒れて居たんだよ。」
貴『そうですか…わざわざご丁寧に保護してくれたんですね。ありがとうございます。』
?「お礼を言われるまでもないさ!今与謝野さんを呼びにいくからそのまま安静にしててね。」
そう言い残し彼は部屋から出て行った
この探偵社?とやらには複数の人間がいるみたい
…どうせ倒れていたんだ、ここは記憶喪失という設定で彼らに取り入ろう
すると先程の男が白衣の女を連れて戻ってきた
白衣の女は確か与謝野と言ったかしら?
とりあえず嘘がバレないように気を付けなきゃ
与「アンタ大丈夫かい?何があったか話せるかい?」
貴『いえ…、記憶が、その…。』
与「記憶喪失かい?それはまた…。自分の名前は?」
貴『…わかりません』
与「じゃあ何で探偵社の前で倒れて居たのかも覚えてないンだね?」
貴『はい…。』
与「そうか、ならここでクヨクヨしてても仕方がない。立てるなら皆に挨拶でも…太宰、この子を国木田達に話してどうするか決めようじゃないか。」
太「分かりました。」
与「そうだ、まだ名乗ってなかったね。妾は与謝野晶子、ここで女医をしてる。」
太「私は太宰治だよ、君をここに連れてきたのは私さ。」
貴『与謝野さんと太宰さんですね。』
どうやら包帯の男は太宰というらしい
太「じゃあ皆のとこに行こうか。」
貴『はい。』
どうかこの探偵社とやらが善い会社ではありませんように…。
私は鳩みたいな偽善者が大嫌いだ
だからそんな奴らみたいな所ではないように願った
しかし私の願は届かなかったらしい。
偽善者の集団だった
208人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハニー - 有馬さんの口調が全然違う... (2019年9月5日 3時) (レス) id: e6b2ca450c (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - 夢主ちゃんは赫子2つ持ちなのでしょうか…? (2019年5月21日 18時) (レス) id: 076366bbec (このIDを非表示/違反報告)
あもる(プロフ) - 喰種と文スト、、、、、最高です!!!! (2017年12月19日 17時) (レス) id: 9a9106561e (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮(プロフ) - 楽しく読ませていただいています、そこで複数の誤字を見つけましたので、訂正を推奨します。まず、喰種捜査官は「CGC」ではなく「CCG」です、そして20区のカフェは「アンティーク」ではなく「あんていく」です、平仮名です。訂正を推奨しまず。 (2017年11月27日 13時) (レス) id: 30218f5c87 (このIDを非表示/違反報告)
朝 - 頑張ってください。応援しています。 (2017年11月24日 3時) (レス) id: 0133181e59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:零音(れいん) | 作成日時:2017年10月12日 18時