軋む心5 (ページ7)

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作戦草案ページ7

太刀川「1戦だけでいいからよ！」

貴『ダメです。今、黒江、辻。本部着いたら顔合わせな。』

今「わかったわ。」
黒江、辻「「はい！」」

貴『さぁ勉強するぞ。』

緑川「約束だからね！」

貴『嗚呼。オレは本読んでいるから何かあったら聞いてくれ。』

さてと今回の本は…恋愛ものか

…オレも返事考えないとなぁ
水上には話したが本当のオレを知った上でそれでもオレでいいならもう一度…

人見「宮本ちゃん、眉間にシワ寄ってるよ？」

貴『ん？嗚呼、考え事してた。問題ない。』

でも今は交流親善試合について考えなきゃな

要注意人物は、太刀川さん、二宮さん、東さん、影浦、村上、生駒さんってとこだな

東さんは日浦に仕留めて貰うとして
影浦はオレを狙ってくるだろうから東さんを仕留めてから日浦を隠して掛けを仕留めるか

加賀美「…ちゃん、宮本ちゃん！」

貴『！すまん、何かあったか？』

荒船「疲れてるなら休んだ方がいいんじゃないか？」

貴『あー、違う違う。作戦練ってた。今度はどうやって仕留めるかシュミレーションしてたんだよ。厄介な相手が居そうだからな…多分今には負担かけると思う。』

今「大丈夫よ。」

貴『心強くて助かるな。』

太刀川「そうだ、宮本。鋼は俺のチームだからな！覚悟しておけ！」

貴『厄介ですね、でもそれはそれで…』

『楽しそう。』

宇佐美「みやちゃん先輩の本質は太刀川さんよりだもんね。」

貴『そうだな。この師匠にこの弟子あり、だからな。どうせ太刀川さんのことだからオペは三上辺りを取るでしょうし、厄介さ極まれりってとこですね』

太刀川「なんでわかったんだ！？」

貴『月見さんを前回選んだ以上今回は選べません、なら有能さをよく知ってる三上を取るのが無難かなと思っただけです。』

太刀川「流石宮本だな。ってことで三上どうだ？」

三上「分かりました。」

太刀川「よし、オペもゲットだ！」

貴『三上頑張るんだぞ？』

三上「はい！」

頭を撫でる

太刀川「三上、俺が声掛けた時より嬉しそうじゃねぇか？」

三上「そんなことないですよ？」

二宮「信頼の差だな。」

太刀川「…三上、宮本に声かけられた時と俺が声掛けた時正直どっちが嬉しかった？」

三上「宮本先輩です。」

太刀川「絶対宮本に勝ってやる。」

貴『変なところで対抗心燃やすのやめてくださいよ。ま、勝つのはオレ等ですけど。』

太刀川「そうだな…手始めに孤月で10本勝負を…」

貴『その手には乗りません…勉強進んだか？』