軋む心5 (ページ38)

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２回目の勝負ページ38

国近がキラキラした目でこちらを見てくる

貴『わかった。誰から呼んで欲しい？』

国近「はい！」
半崎「俺…」
志岐「は、はい！」

国近「年上の私からだね！」

貴『じゃあ半崎と志岐はジャンケンしろ〜。』

国近「みやちゃん！なんで！？」

貴『ずるしようとしたからな。』

なんで〜！？と訴いかける国近を尻目にジャンケンする2人
どうやら志岐が勝ったようだ

貴『小夜子、またオンラインでゲームで対戦しような。』

志岐「はい！」

貴『義人、弟子になったからにはお前を強くしてやるからな。』

半崎「う、うっす…！」

貴『柚宇、高校卒業してもずっと仲良くしてくれ。』

国近「みやちゃん大好き♡」

抱きつく国近を撫でながら
貴『そろそろオレカラオケ部屋に行きたいんだけど。』

国近「ゲームしたいけどみやちゃんとも一緒にいたい…。」

貴『夜は王様ゲームやるんだろ？それまで部屋確認するだけだからここでゆっくりしてろ。』

国近「わかった！」

貴『半崎も志岐も遊んでくれてありがとな。』

そう言い部屋から出た

隣のカラオケ部屋っと

貴『失礼します。』

南沢「あ！みやちゃん先輩だ！歌いましょ！」

貴『いや、オレは見に来ただけだから…』

そこに居たのは藤丸さん、橘高さん、悠一君、生駒さん、当真、穂刈、犬飼、出水、米屋、隠岐、仁礼、小佐野、別役、笹森、南沢、緑川だ

緑川「みやちゃん先輩歌で勝負しよ！」

貴『勝負？』

南沢「俺たちの方が点数高かったらまた下の名前で呼んでください！」

貴『そうだな…5人以上いたらな。んで、オレが歌う曲はどうする？』

南沢「嵐山隊の歌で！」

貴『わかった。』

点数採点なるものをつけて歌う

このバーみたいなやつに合わせるんだろ？

……意外と難しいな

歌い終わると94点と出た

貴『じゃあ今から1時間この点数より高いのが出たら写真付きでオレのLIMEに送ってくれ。』

むずー！とか無理だろ！とか

そんな声を尻目に娯楽部屋へと向かう

貴『失礼しまーす。』

堤「宮本ちゃんいらっしゃい。」

貴『楽しんでますか？』

東「嗚呼、宮本ありがとう。」

麻雀をしながら手を振る

貴『いえ、楽しんで貰えてるなら嬉しいです。お、蔵内と王子はチェスしてるのか。水上は将棋相手探してるのか？ならオレが…』

王子「みやちゃん、みずかみんぐよりぼくとチェスの相手してよ！」

蔵内「いや、それなら俺とも…」

水上「ちょい待ち、声掛けてくれたん俺なんやから俺やろ。」

揉めるか…そうだ！