軋む心5 (ページ37)

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罰ゲームページ37

食べ始めて数十分、食べ終わってる人が大半な訳で
そろそろ声かけよう

貴『食べ終わった方から自由行動です！1階が娯楽部屋、カラオケ部屋、ゲーム部屋などありますので好きなところに居て下さい！』

さてと
オレも移動しよう

…その前に王子に声をかけるか

宮本王子、ちょっと手伝って欲しいことがあるからきてくれるか?

すぐに返事が返ってきて
王子わかったよ、今行くね。ところでどこに行けばいいかな?

1階の娯楽室横の部屋、と。
返信して心の準備をする

少しするとｺﾝｺﾝｯとノックの音がした

貴『入ってくれ。』

王子「どうしたんだい？見た所手伝いは要らなさそうだけど。」

ｷﾞｭｯと裾を掴んで

貴『一彰、高校ももう終わるけど最後まで仲良くしてね…！』

王子「…！これは予想出来なかったなぁ…みやちゃん、後ろ向いて？」

言われた通りに後ろをむく
貴『いいけどどうしたのっ！ちょっ、』

王子「これは彼氏になる予約みたいなものだから。みやちゃん、愛してるよ。」

貴『〜！』
(！またキスされた)

王子「ぼくの気持ち伝わった？」

貴『充分すぎるほどね！もう戻ろう？』

2人で部屋を出て隣の娯楽部屋に向かう

王子「じゃあぼくは娯楽室にいるね。」

手を振りオレはゲーム部屋に入る
貴『失礼しますー。』

国近「みやちゃん！」

貴『たまにはゲームしようと思ってな、対戦してくれるか？』

国近「もちろん！」

貴『半崎と志岐もどうだ？』

半崎「お願いします！」
志岐「わ、私も…！」

貴『折角だから多人数プレイのやろうぜ。志岐はオレの隣でいいぞ。』

志岐「ありがとうございます！」

貴『ゲームこれにするけどいいか？』

半崎「うす。」

国近「罰ゲームどうする？」

貴『え、罰ゲームあるのか…』

国近「あった方が面白いじゃん！」

貴『半崎と志岐は？』

半崎「それで大丈夫っす。」
志岐「私も多分…大丈夫です。」

貴『じゃあ始めるか。』

こうして始まるマリ○カート

最終レースオレがゴールにさしかかろうとした時、ふと国近が罰ゲーム内容を言った

国近「罰ゲームは下の名前呼びね！」

貴『は…？』
一瞬手を止めてしまい

貴『しまっ！』

そのすきに国近、半崎、志岐がゴールして最終順位はオレが最下位にまで落ちた

国近「やった♪みやちゃん約束！守って！」

貴『…1回だけな。』

国近「えー、ずっと！」

貴『そこまで言ってないからダメだ。』

ルールになかったもんな