軋む心5 (ページ33)

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名前呼び再ページ33

さてと
混浴に行った女子はいないからこのまま上がるか

日浦を離し、立ち上がる

貴『オレはそろそろ上がるけどお前たちはどうする？』

雨取「私はまだ入ってます。」
夏目「暑いから上がります…！」
日浦「私も上がります！」

貴『わかった。雨取、逆上せそうになったらすぐ上がるんだぞ？』

雨取「はい！」

よし、と雨取の頭を撫で3人で上がる

貴『体拭いたら髪も乾かせよ…ってお前たちも上がってたのか。』

視線の先には黒江、喜多川、杏がいた

杏「お風呂気持ちよかったです。」
喜多川「いい匂いだったよ〜。」
黒江「私も誘って頂きありがとうございます。」

貴『気にすんな。それよりこれから素敵なところに連れていくがお前たちもどうだ？』

杏「どんな場所なんですか？」

貴『マッサージしてもらえる場所だ。これ、女子だけだから男子には秘密な？』

杏「マッサージですか…いいのですか？」

貴『もちろん。着替えたら行くぞ。』

着替えを済ませてマッサージルームまで案内する

「お帰りなさいませ、お嬢様。」

貴『マッサージお願いね。』

「かしこまりました。」

貴『ほら、お前たちも来い。』

おずおずと入ってきた5人をメイドが捕まえベットに寝かせる

こうして施術が始まる
気持ちいい…
…

簡単なマッサージを10分間してもらいスッキリしたところで岩盤浴にいる子たちに声をかけに行くと伝え、4人は大広間に行くように伝える

不安だからメイド1人つけておこう

オレは岩盤浴に行く
まずは低温の部屋から見て回る

貴『おーい、そろそろ風呂で汗流して来い。マッサージして貰えるから楽しみにしとけー！』
…
全員に伝わっただろう

女湯から暖簾をくぐり大広間に行く
そこにはもう上がっていた男子達と数人の女子

…！
目当ての人物に声をかける

貴『神田、建築関係の資料があるからちょっと来てくれ。』

神田「見せてくれるのか？」

そういい適当な部屋に連れていく

神田「どれが資料なんだ…！」

神田の浴衣の袖を掴む
貴『忠臣、春から大学違うのは寂しいから受験終わったらいっぱい遊ぼうね…っ！』

神田「…はぁ、ずるいって…！」

ギュッと抱きしめられた

貴『か、神田！あの、離して欲しい…です。』

神田「んー、どうしようかな。」

貴『…楽しんでる？』

神田「ちょっと素の出た宮本を見たくてさ…おあいこだろ？」

貴『そうだけど…そろそろ恥ずかしいから離して欲しい。』

神田「嗚呼。」

おあいこか、なら仕方ない