軋む心5 (ページ25)

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移ろう乙女心ページ25

写真…写真…♪

国近「加賀美！後で写真共有してね！」

加賀美「もちろん、でも驚くよ？」

人見「なんで？」

加賀美「後で見せるから楽しみにして！」

ﾊｯ
それどころじゃなかった

貴『クレープ溶ける！』

人見「そうだった！勿体ない！」

今「早く食べましょ！」

みんなでもぐもぐ食べてると18歳組男子＋隠岐がやってきた

隠岐「みやちゃん先輩、辻ちゃんとか知らへん？」

貴『辻たちはあっちに行ったぞ。』

隠岐「ほんまや、置いてくなんて酷いやんか。あ、みやちゃん先輩後で写真撮りましょね。」

水上「はよ行け、隠岐。」

隠岐「おー、怖。ほな約束ですよ？」

そう言って隠岐は出水達と合流して行った

王子「みやちゃんはぼく達というものがありながら誰にでもいい顔するのかい？」

貴『ん？あいつらは単に写真撮りたいだけだろ？』

女子を含め全員がため息をつく

貴『やっぱりこのクレープ美味しいな。』

犬飼「みやちゃん、クレープ1口頂戴！」

貴『いいぞ、ほら。』

はむっと犬飼がオレのクレープを1口食べる

犬飼「ほんとだ、美味しいね♪」

気にせずもぐもぐ食べていたら

オレも！俺にもくれ！

と
言われ

オレのクレープは無くなった

むすぅ
貴『Aのクレープ…』

蔵内「す、すまない！美味しそうだったからつい…！俺がまたクレープ買うから！」

貴『いらない。おなかいっぱいになるから。』

今「あんた達ね、さっきまで嘘みたいに笑顔だったのよ？」

犬飼「みんなが食べるからみやちゃん怒っちゃったじゃん♪」

犬飼以外(元はお前が抜け駆けしたからだろ！)

国近「みやちゃん、私のクレープ少し食べる？」

貴『ありがとう。』

国近が分けてくれた

それを見た男子たちはクレープを1つずつ頼んで

1口食べてくれと言った

貴『そこまで言うなら食べても…いいけど。』

その言葉にパァと顔が明るくなる

王子「じゃあぼくのから食べてもらおうかな。」

こうして男子のクレープを1口ずつ食べる

貴『美味しい。』

今「機嫌は直ったかしら？」

貴『うん！』

加賀美「男子たちも宮本ちゃんのこと好きだからって夢中になりすぎないでね。」

荒船「肝に銘じる。」

貴『さて、オレたちは映えスポットに向かうから…』

穂刈「撮ってくれるか？オレとも写真を。」

俺もおれも！というので

貴『分かった。じゃあ先に撮ってくるから一旦解散な。』

少し歩いて行くと綺麗な湖が見えてきた

貴『後ろの山が湖に写って綺麗なんだ。』