軋む心4 (ページ9)

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天気予報ページ9

熊谷「みやちゃん先輩、今晴れてますよ？」

貴『いや、数分で雨降るぞ。』

千里眼を使っているので確かだ

原理は知らないが天気予報が当たるのを知ってる18歳組と辰也君

村上「宮本の天気予報は当たるからな。」

別役「なんで言いきれるんですか？」

村上「身をもって知った。」

貴『そんなこともあったな。』

ー回想ー

1年前

昼ご飯を食べようとしたいつものメンツ
外に出て一言

貴『今日雨降るから中で食おうぜ。』

当真「何言ってんだ、めっちゃ晴れてるだろ。」
穂刈「そうだな、降るわけが無い。」
水上「いくらなんでもそれは無理あるんとちゃう？」
影浦「降るわけねぇだろ。」
村上「天気予報でも雨降らないって予報だぞ。」
王子「考えすぎじゃないみやちゃん？」
北添「ゾエさんお腹すいたから外で食べるね。」

否定の嵐が降ってきた

それに聞いたオレは

貴『あっそう、オレは濡れたくないから中で食べるわ。じゃあな、忠告はしたからな。』

その数分後土砂降りの雨が降り出した

当真「すげぇ、宮本の言う通り雨降ってきた…って…嘘だろ。」

影浦「当真早く開けろ！」

当真「鍵しまってる…」

男子「「！？」」

王子「ははは、冗談きついよみやちゃん。」
影浦「おい、宮本！聞こえてるんだろ！？開けろ！」
村上「オレ達が悪かったから開けてくれ！」

男子達は懇願したがしばらくドアは開かなかったという

…

今「鋼君も雨に当たってたの？」

村上「…嗚呼。」

貴『早くしなと降ってくるぞ？…って今ごめんな、高い飯になるわ。』

今「なんで」

今が言いかけた瞬間オレ達の目の前にリムジンが止まった

河野「お嬢様、お迎えにあがりました。皆さん早く乗ってください。」

貴『ありがとう。乗ってくれ、もう雨が降る。』

そういうと辰也君が最初に入ってきた
それを見て村上、今、別役と鈴鳴第一のメンツが入ると那須隊が入ってきた

河野「お嬢様、お夕食は私のおすすめでよろしいでしょうか？」

貴『お願いします。』

河野「では向かいますね。」

緊張しているのかみんな心音がすごい

別役「リムジンなんて初めて乗った…」
那須「なんだか映画みたいだわ。」

来馬「Aちゃんの家のリムジン乗り心地いいね。」

貴『そうでしょ。』

今「太一！壊すんじゃないわよ！？」

別役「は、はい！」

貴『河野さん、どこのお店連れていってくれるんですか？』

河野「お嬢様のお気に入りのお店でございます。」

あの料亭か