軋む心4 (ページ45)

今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:8,606 hit

名前呼びページ45

風呂から上がり男子に伝えに行く

東「そうか、わざわざありがとな。ところで風呂は隊ごとに入らなくていいのか？」

貴『えぇ、勿論。わかりやすいように隊ごとにしてただけなので。』

東「じゃあ大人から入ってくるよ。」

貴『わかりました、ごゆっくり。』

さてと、名前呼びをしなきゃな

一年が集まってるな

貴『楽しんでるか？』

別役「はい！」

貴『そうか、半崎、笹森も楽しんでるか？』

半崎「うす。」

笹森「はい！すげぇ楽しいです！」

貴『引き続き楽しんでくれ…太一、義人、日佐人。』

3人「！」

貴『じゃ、オレは行くとこあるから。』

別役「もう1回！」

貴『ダメだ。』

1頭を撫でキッチンに行く
大人達のおつまみを作る

…！

貴『北添。匂いにつられて来たのか？』

北添「バレちゃったか。何作ってるの？」

貴『大人達のおつまみ。ちょうどいい、味見してみるか？』

北添「いいの？」

貴『嗚呼。』

少し取って口元に運ぶ

北添「宮本ちゃん、無意識？」

貴『何がだ？』

別に大したことしてないけど…

北添「まぁいっか…いただきます！…美味しい！」

貴『それは良かった…いつも美味しそうに食べてくれてありがとう、尋。』

北添「！…照れちゃうな…って宮本ちゃんも照れてる？」

！

貴『…うるさい。』

北添「可愛いね、耳赤いよ？」

貴『分かってる…揶揄うな…』

北添「ほんとにほんとに可愛いよ。」

貴『…あ、ありがとう。』

北添「じゃあゾエさんは戻るね。」

貴『嗚呼。楽しんできてくれ。』

北添「ありがとね。」

北添を見送りその場にしゃがみ込んだ
そんなに真面目な顔して可愛いって言われると、こっちまで照れるだろ！

…大人達は上がってきたか

ちょうどいい、おつまみを渡そう

貴『東さん、お疲れ様です。これおつまみです、今回は3倍作りました。』

東「ありがとな。」

…気になるんだよな
それを察してか東さんが声を掛けてくれた

東「二宮、凄い顔になってるぞ。」

二宮「すみません、東さん。おい、太刀川にもあれをしたんだろ？」

貴『あれ…もしかして名前呼びのことですか？』

二宮「そうだ、俺も呼ばれてもいいはずだ。」

貴『そうですね、1回しか言わないので悪しからず…匡貴君…』

二宮「ﾌﾝｯ…次からそれでいい。」

貴『1回しか言わないって言ったじゃないですか。』

東「俺達は麻雀してるから。」

貴『ビール持っていきますね。』

助かる、と言って下がって行った