軋む心4 (ページ33)

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今日も今日とて服選びページ33

来馬「鋼と何話してたの？」

貴『しまう場所教えてたの。』

ロフトから降りて勉強部屋まで戻る

来馬「そっか…。」

貴『どうしたの？』

来馬「ううん、なんでもないよ！」

貴『さて、Aは服選びするけど辰也のも選ぼうか？』

来馬「お願いしようかな！」

貴『任せて！さてと服選びするけど来るやつ〜？』

仁礼「はいはーい！ユズルもゾエもカゲも行くぞ！」

絵馬「勝手に決めないでよ、ヒカリ。」
北添「ほら、ゾエさんに合う服ないと思うから…」
影浦「勝手に決めんな！」

貴『北添が着れる服もあるから安心しろ。影浦は来ないのか？』

影浦「ﾎﾞｿｯ行く。」

貴『じゃあ移動するからな、着いてこいよ…うおっ！こんなにいるのか。まぁいいや。』

ぞろぞろと勉強部屋からウォークインクローゼットに行く

貴『誰から選べば』

仁礼、国近「「あたし/私！」」

貴『仁礼からな〜。』

国近「みやちゃん酷い！」

貴『国近達は前選んだだろ？順番後な。』

国近「はーい。」

今「その言い方だとまた選んで貰えるみたいよ？」

貴『選ぶつもりだったが？』

今「この間服頂いたのにいいの？」

貴『もちろん、なにか問題あったか？』

今「貴女がいいならいいわ。」

仁礼「みやちゃん早く！」

貴『わかってる、これなんてどうだ？』

仁礼「おぉ！可愛いじゃねぇか！後で着ていいか？」

貴『好きな時に着ていいから。次…』

…

1時間ぐらい経った頃か
全員の服を選び終わった

隠岐「めっちゃ嬉しいですわ〜。ありがとうございます、みやちゃん先輩。」

貴『気に入ってくれて何より。』

隠岐「ｺｿｯ似合ってるって名前呼んでくれますか？」

貴『似合ってるぞ、孝二。』

男子「「！」」

隠岐「いや〜、照れますねぇ。」

隠岐(これでだいたいの男は牽制出来たやろ。)

水上(ほんまあいつ性格悪いな。)

隠岐「名前呼んで貰えて嬉しかったんでもう1回呼んで欲しいな、なんてダメですか？」

首をコテンと傾けながらお願いされる

貴『1回しか呼ばない約束だからな。誰も特別扱いはしない。』

隠岐「あらら、残念やわ。」

貴『じゃあ戻るか。』

「お嬢様、お客様がお見えになりました。」

貴『加古さん達来たみたいだ。』

太刀川「二宮に自慢してやろう。」

何を自慢するんだろう

上に行くと加古さんがニッコリ笑って手を振ってくる
黒江はオレを見るなりソワソワしてるし二宮さんは何故かムスッとしてる

貴『いらっしゃいませ。』