軋む心4 (ページ23)

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仮の話ページ23

色んな要望がオレの元に届き1つずつ目を通す
大体が撫でる/られる時、抱きしめてる/られてる時の4つだ

抱きしめるのは女子限定として、撫でながらとかなら男子でも出来そう

人見「どうしたの？難しい顔してるよ？」

貴『…仮に全員合格点に達した時のこと考えてた。』

今「このままだと本当に成し遂げそうよね。」

そうなんだよな
この調子で学校のテストも赤点回避して欲しい
複雑だ

水上「なぁ、宮本ちゃん。」

貴『なんだ？』

水上「実はさっき送ったやつ俺でした〜、って言ったらその通りのシチュエーションでやってくれるん？」

貴『…ものによる。』

水上(ま、そんな上手くいかへんか。)

水上「ほな、俺は書庫行ってもええ？」

貴『場所わかるか？』

水上「連れて行ってくれへん？」

貴『わかった、まだ終わりそうにないからな。』

ちょうど書庫に向かおうとしたら大学生組とすれ違った

太刀川「宮本、もう1回呼んで」

貴『嫌です。』

水上「…太刀川さんのことは名前で呼んだん？」

貴『レポート終わらせたからな。諏訪さんや堤さんも呼んだぞ。』

水上(おもんないな。)

貴『名前のことは忘れて、皆さんは本や漫画読んでてください！行くぞ水上！』

水上の手を引き書庫へ連れていく

貴『ここだ…って水上？』

水上「ほんと自分無意識なん？」

なんのこと言ってるんだ？

水上「相変わらずタチ悪いな。手握るんも誰とでもやるん？」

目線が手にいってた

貴『すまん、嫌だったか？』

水上「嫌やない、だけど誰にもやってるのは…その、ﾎﾞｿｯ嫌や。」

貴『き、気をつける。ここから好きな本選んでくれ。確か将棋の本あるし、なんなら将棋もあるから言ってくれ。』

水上「え？宮本ちゃんの家将棋あるん？なら将棋の相手になってや。」

貴『わかった。じゃあ将棋持ってくるから水上は部屋に戻っててくれ。』

水上「水上了解…せや言うの忘れとったわ。今日の宮本ちゃんも可愛ええよ。」

貴『そういうことサラッと言うなよ！』

水上「そんなツンケンした言い方せんでもええやん…もしかして照れとる？」

貴『！うるさい…』

水上「ほんま可愛ええな。」

貴『〜！持ってくるから早く部屋戻れ！』

水上(やらないって言わないあたり宮本ちゃんらしいな。)

水上を置いて娯楽室に向かう
確かここに将棋が…あった

チェスもあるから今度王子と蔵内とやろう

今は将棋だけ持って勉強部屋に向かう