軋む心2【ワールドトリガー】 (ページ40)

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告白と無防備ページ40

貴『おはよう、目覚めはいかが？』

別役「みやちゃん先輩めっちゃ美人になってるじゃないですか！どうしたんですか？」
太刀川「…。」

貴『おばさんにやられた。先に降りて』

太刀川「黒髪にしてから思ってたんだが、宮本めっちゃ俺のタイプなんだよな。」

別役「！？」
貴『…？ありがとうございます？』

太刀川「お前確かフリーだろ？」

貴『彼氏は居ませんけど…』

別役「告白ですか！？」

貴『！？』

告白？告白だったの今の！？
どうしようと慌ててたら、太刀川さんが壁際まで追い込んで

太刀川「で、俺はどうだ？」

貴『そ、そんな簡単にお返事は出来ない…です。』

太刀川「そうか…下に行くぞ太一。」

別役「は、はい！」

私は腰が抜けた

貴『どうしよう…。』

当真「何がどうしようだ、俺達以外に告白されやがって…」

のそのそ起き上がってオレの方に寄る

貴『オレが悪いのか？』

当真「悪くねぇけど隙だらけなんだよ、隙見せたら男寄ってくるぞ。」

貴『そんなことないぞ。』

当真「はぁ、分かってねえな。」

当真がそう言い終わると同時に腰を抱き抱き寄せる
突然の出来事でオレが慌てていると

当真「な？隙だらけなんだよ。いつか食われるぞ？」
(こんなに可愛くなったらそりゃあ男も寄ってくるよな)

貴『気をつけます…。』

当真「…さ、朝飯食おうぜ。」

貴『おう。』

当真とロフトを降りていきぼちぼち食事をしてるであろうテーブルの所へ行く
女子は今が起こしてくれたのか集まっている

国近「みやちゃんおはよう！ってまた可愛くなってる〜！もしかして昨日の？」

貴『可愛いかは知らんが昨日のだ。今、起こしてくれてありがとうな。』

今「いいのよそれくらい。突っ立てないで早く食べたら？」

貴『嗚呼、そうだな。』

席につき食べ始める
今日は視線が刺さる

まあこの髪型のせいだろう

今「この卵焼き美味しいのね、宮本家の味？」

貴『そうだ、良かったらレシピ教えようか？昨日メイド長にも聞き損ねてたろ。』

今「助かるわ。」

三上「私にも教えて欲しいです！」

貴『OK。』

国近「それにしてもみやちゃんまた可愛くなっちゃって、男子が放っておかないぞ〜。」

貴『そんなことない…だろ。』

国近は今朝のこと知ってて言ってるか？
さっさと食べ終えて聞かなくては

今(今朝の話知ってることは黙っておきましょう。)

回想

別役「今先輩おはようございます！太刀川さんが！」
今「太一。黙ってるのよ？」
別役「はいっす！」