軋む心2【ワールドトリガー】 (ページ31)

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ついページ31

国近「へぇ、じゃあ太刀川隊には被りないんだ？」

貴『…正解。』

国近「私は選ばれるチャンスあるんだね！」

貴『チャンスはあっても選ぶとは限らないからな。寝る前になったら誰が候補か教えてやるよ。』

国近「わーい！」

貴『オレは部屋で寝床整えるけどお前たちはどうする？』

今「手伝うわ。」
細井「ウチも手伝います！」
氷見「私も！」
三上「手伝います。」
国近「私はカラオケしてくる〜！」

貴『はいよ。』

2階へあがり部屋に行くと既に寝床が整えられていた

貴『メイド長ったら相変わらず仕事が早いんだから。せっかくだしお喋りでもするか？』

17歳組「したいです！」
今「宮本はほんと罪な女ね。」

なんの事だ？

貴『一応仁礼と国近にも連絡入れておく…げ、おばさんからLIME来てるし…明日来るのかぁ、おめかしして玉狛向かうのやなんだけど。』

今「昼に話してた人？」

貴『そう、突然来てヘアアレンジと着せ替えゲリラしてくる。下手するとお前たちも巻き込まれる。』

オペレーター「「！？」」

貴『おばさんもうちの母親同様女子大好きだから、可愛い子来たら連絡してって言われてるんだよ。まぁ、しないけど。』

細井「なんでなんです？」

貴『恋愛事根掘り葉掘り聞くからだ、毎回だぞ？こっちの身にもなってくれ…』

今「今聞かれたら困るものね。」

貴『そうだよ、国近辺りがペラペラ喋りそうで…そしたら今度は当人の所に行って根掘り葉掘り聞き出すんだよ。めんどくさいだろ？』

氷見「それはちょっと疲れますね。」

三上「あれ？今聞かれるとまずいってことは誰か宮本先輩に告白したんですか？」

あ、しくじった
今に乗せられたな

貴『それは…個人情報だから言えない。』

三上「いるんですね！」

貴『オレは喋んないからな！』

今「じゃあ私が喋ろうかしら。」

貴『今、待て！相手にもプライバシーがあるだろう！』

今「冗談だから安心してちょうだい。」

ﾀｯﾀｯﾀと階段を駆け上がる音がして勢いよくドアが開く

仁礼「来たぞ！アタシも混ぜろ！」
国近「女子会の方が大事だから来たよ！」

貴『集まったなら交流親善試合のオペレーターでも決めるか。』

仁礼「お！いいな！」

国近「ついでにメンバー候補も教えて！」

貴『いいけど喋んなよ？』

国近「もちろん！」

こうしてボーダーの女子会が始まった