軋む心2【ワールドトリガー】 (ページ22)

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おいおい何曲やらせる気だよ

貴『国近、オレはパスだからな。約束通り歌ったし。』

国近「あと1曲だけ！」

貴『…何歌わせたいんだ？』

国近「午前6時のブギウギ！」

貴『絶対歌わない。』

国近「青年ver.でもいいから〜！」

今「そんなに嫌がることなの？」

貴『…ロリ声なんだよ、青年ver.も声が高いんだ。』

国近「じゃあ何なら歌ってくれるの〜？」

貴『八尋之影…サイハテの十一車両でもいいぞ。五光もいいな。』

国近「境界で鏡面！Start！King of Hearts！STOIC！祈願！」

貴『1人で歌えねぇって！あと境界で鏡面は歌わないからな！ずっと南沢に歌わせてたけど他に誰か歌える人いんの？』

すると生駒さんがそーっと手を挙げた

貴『生駒さん、何歌えますか？』

生駒「行き先なら歌えるんやけど歌える？」

貴『行き先ですね！もちろん歌えます。』

生駒「ほな一緒に歌いませんか？」

貴『なんで敬語なんですか？勿論いいですよ。国近、問題ないな？』

国近「うん！」

貴『じゃあ流しますね。』

〜♪

☆握る刀の重み
♡誇り高く

☆背負う名前宿命を
♡思い知る

☆窓の外で笑声
♡遊ぶ子供

☆桜風にはばたいて
♡眺めて過ごす

☆列車に揺られて
♡いつも流されるがままに

☆戦場へと向かう
♡(戦場)

☆♡誰かの為かも知らず

…

生駒さんの声八色に合っててとても歌ってて心地良かった
逆に南沢は高めの声の三斗の声が合っていた

貴『生駒さん歌上手いんですね。』

生駒「そんなことないで！」

南沢「イコさんずるいですよ〜！ケスタ歌えるの俺だけの特権だったのに〜！」

村上「宮本、その…曲覚えたいんだけどストアとかで売ってる？」

貴『ん？興味持ってくれたのか？オレがプレゼントするよ、どうせこの残高減らないんだし。』

スマホのストアの残高は10万以上ある

村上「いいのか？そういうことならお言葉に甘えるぞ？」

貴『構わない。』

ポチポチっとスマホを操作して村上にアルバム全巻送信した

村上「ははっ、いっぱい来たな。おすすめは？」

貴『榊八色の曲。オレの推しだ。』

18歳組男「「！？」」

国近「みやちゃん渋いよね〜。」

三上「どんな人なんですか？」

貴『戦場の鬼神って言われるほど強い軍人。でも本当は小説家になりたかったけどお家がそれを許さなかったんだ。』

国近「48歳の叔父様だよ！」

氷見「年上が好きなんですか？」

貴『年上というより背負ってる過去と軍服が好き、刀も。』