第九十六話《 まふまふside 》 ページ4
『男連れ込んでなんかやってんじゃね?』
僕は次の日になってもキヨのその言葉が頭から離れなかった。
Aちゃんはそんな子じゃない。きっとキヨが話を盛ってるんだ。
そう解釈したいけど、あの音は相当ドタバタしてたし、そもそもあのアパートの壁はそんなに薄くないはずだ。
なのにあんなにうるさいのは女友達とは思えない。
大体、彼女は何年も引きこもっていたのだ。そして彼女自身も、友達なんて殆ど居ないようなもの、と言っていた。
それは本当のことかもしれないし、ただの謙遜かもしれない。
そこまで考えて、はぁ、とため息をついた。
こんなこと、考えても仕方ない…僕と彼女は友達。ただの友達なんだから…
僕、やっぱり重いかな…彼氏でもないのにこんなこと、彼女に対して思うのっておかしいのかな…
でも…
その時だった。
《ピコンッ》
「?!っび、びっくりした…LIMEの通知か…」
びっくりさせないでよ…と思ってふとスマホの画面を見ると、【A】と映し出されていて、二度驚かされる。
きっとキヨが彼女への伝言を伝えて、その返事だろう。
期待と不安を募らせながらLIMEを起動すると、そこには予想外の答えが返ってきていた。
A話し合いの件なんだけど
A最俺からワールドランドパークのチケット貰ったので明日行きませんか
それだけでも驚きなのに、そのメッセージと共に、二枚のチケットの写真が送られてきた。
つまり…
「二人きりで遊園地…?!えっ、そ、そういう事だよね?!」
ビックリしすぎて壁に話しかけてしまう。
それって…デートってことじゃん…
顔が熱い。心臓がうるさい。
てっきり家で話し合うんだと思ってたものだから、もしかして彼女も…なんて自惚れてしまう。
駄目だ、そんなことばっかり考えてちゃ。
あくまでもこれは彼女との誤解を解く話し合い。浮かれてちゃいけないんだ。
そう心に決め、僕は自分の頬を両手でパチンッと叩いたのだった。
________
すみません、時間が分かりにくいと思うので言っておきます!
まふまふがキヨの家にきたのはすとぷりが夢主を訪問した日の夜で、次の日すとぷりが帰り、キヨが夢主を訪問。そしてキヨが家に帰ってその後最俺が夢主を訪問して、その時に夢主がまふまふにLIMEしてます。
時間軸分かりにくくてすみません…
By.お茶丸。
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お茶丸。(プロフ) - 咒萌琉(じゅめる)@ちゃんこ様さん» ミュウさん!!?お久しぶりですまだ見て頂けていたんですか…(´゚ω゚`)しかも憧れだなんて…ありがとうございます…(感涙)更新頑張ります……!! (2019年1月27日 11時) (レス) id: 6dbb0f543c (このIDを非表示/違反報告)
咒萌琉(じゅめる)@ちゃんこ様 - 元ミュウの者です!いえ、本当にゆっくりでいいんですよ!?私も忙しくてですね…(´・ω・`)お茶丸。さんに憧れて小説を作りました…!お茶丸。さんのおかげです!マターリと更新頑張ってください! (2019年1月20日 15時) (レス) id: 6bd5899d44 (このIDを非表示/違反報告)
お茶丸。(プロフ) - 鈴明さん» コメントありがとうございます!!そうなんですか!、好いていただける作品になっていてよかったです(*´∀`)応援ありがとうございます!更新頑張ります!! (2018年11月19日 20時) (レス) id: 6dbb0f543c (このIDを非表示/違反報告)
鈴明 - なかなか実況者と歌い手が出る夢小説なかったのですごい大好きです!応援してます! (2018年11月19日 20時) (レス) id: 5395c8929d (このIDを非表示/違反報告)
お茶丸。(プロフ) - ミュウさん» ふあああああ!!!ありがとうございます!!ごめんなさい更新遅くて…汗 何度も見て下さってるなんて嬉しいです、、(語彙力)頑張ります!今日中更新します! (2018年11月11日 18時) (レス) id: 6dbb0f543c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お茶丸。 x他1人 | 作成日時:2018年9月30日 10時