第八十五話 ページ41
「はーい、上がったで〜」
「さとみちゃん入って来なよ」
「おけ〜」
ジェルが風呂からあがると、次にさとみが風呂に行く。
思ったんだけど逆じゃない？なんで男6人入った後に女1人入らなきゃいけないの？
そんな疑問を抱えながらも、家の床に布団を敷き詰めてみると、リビングで3人、寝室で2人、ソファ1人、廊下1人になりそう。
でも廊下は流石に可哀想だよなぁ…w
そうなると誰かが同じ布団で寝なきゃいけないけど…あ、
「じゃあ…リビングにころちゃん、るぅとさん、さとみで…寝室に莉犬、なーくん、私で…ソファジェルでいい？」
「いいよ〜！」
「よかっ…たぁ。廊下で寝ろとか言われるかと思ったわ…」
「それは流石にやらない」
「いや、Aならやりかねんやん？」
失礼な、と言おうとしたが、話す前ならそうしていたかもしれない、と付け加えておいた。
さっきまで、こっちだけがジェルのせいで悩んでると思ってたから。
「よかった。仲直りできたみたいで…」
「莉犬、心配かけてごめん…ま、仲直りはしてないけど」
「え、まだ怒ってるん？！」
怒ってるというか、なんというか。
何も話してくれずに急に関係を断ち切ってきたからなぁ。
その後、私家でめちゃくちゃ泣いたんだからな。あの時の涙を返せって感じ？
まぁでも、さっきよりかは話したあとの方がその感情はかなり和らいではいると思う。
「はーい、あがったよ〜」
「あ、次僕ですね」
「えっ、さとみ風呂早くない？！」
「何ー、もっと入ってて欲しかった？それとも一緒に入りたかっ」
「るぅとさん行ってらっしゃーい」
「ついにスルーされるか…」
るぅとさんが風呂に入ると同時に、皆に寝床を教えると、みんなの中で疑問が浮かんだ。
寝室は2人しか入らなくない？と。
「そこは、私と莉犬が同じ布団で寝るから大丈夫」
「えっ？！そ、そ、そんなの聞いてないよ、こな！！」
「あ、ごめん、嫌だったら私が廊下で寝るから…」
「そ、そうじゃなくて…」
ごにょごにょ…と口篭る莉犬。
しかし皆はそれぞれの寝床に賛成してくれたので、さっさと荷物を寝室に持って行ってくれた。
元々こんな狭い所に泊まるって言ったのは莉犬だからな。しょうがない。
一晩だけだしそれくらい我慢してくれ。
「莉犬、嫌だったら俺が代わるからな？」
「さとみちゃんは駄目」
「さとみはやだ」
「なんか俺の扱い酷くね？」
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あ - 「つゆ知らず」ではなく「つい知らず」では？ (2019年11月23日 19時) (
レス) id: a5d39e3f52 (このIDを非表示/違反報告)
お茶丸。(プロフ) - 琴葉さん» コメントありがとうございます！！続き……どうなるんでしょうね！！(考えてない)後付けが得意なのでどうなるやらって感じですが、楽しみにして下さっている方がいるから頑張れるってやつです！私のモチベにも繋がるので、これからも応援よろしくお願いします！ (2018年9月24日 21時) (レス) id: 172c3d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - 続きが楽しみすぎる…！ (2018年9月24日 19時) (レス) id: cc1af6d8b8 (このIDを非表示/違反報告)
お茶丸。(プロフ) - やさん» コメントありがとうございます！！いや、そんなこと言ってくださるとは…ありがとうございます！完結…今のところしそうにないですがいつかしなきゃならないんですよね…(-＿-)頑張ります、応援よろしくお願いします！！ (2018年6月30日 22時) (レス) id: 172c3d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
や(プロフ) - はじめまして。夢主さんの自分らしくて可愛いところも、歌い手さん方の優しいところも全部全部ドツボの作品です、、！完結まで待ってます（＾_＾） (2018年6月30日 21時) (レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お茶丸。 | 作成日時：2017年12月26日 10時
