第七十七話 ページ33
「…これがジェルの言ってた元カノ…そんで莉犬の友達ねぇ…」
さとみさんはずっと私を凝視している。
なんだろう…すごく気まずい。
「ど、どうかしましたか…？」
「いや、俺にもチャンスあるな、と思ってさ」
「うわーw出たよさとみちゃんの唐突なナンパーw」
「ちょっと！こなは俺の大切な友達なんだからな！手出したらだめ！」
さとみさんはなんだかセンラさんの匂いを感じる。
初対面だろうと堂々と話しかけてくる。しかもちょっと反応に困る話のかけ方で。
さとみさんのそばで莉犬と一緒に加勢している、るぅとさんは、誰に似ているだろうか。
そう、無意識に見つめていると、それに気づいたるぅとさんは急に慌てだした。
「えぇ、な、なんですか…？僕…？えっえっ」
「こなみんまさかるぅとがタイプなの？！」
「やめたほうがいいよ！こな！るぅとくんはこう見えてサイコパスだから！！」
「え、みんな酷くない？！」
なるほど、天月さんみを感じるな…可愛い顔してサイコパスなのか…
「よし、これで全員紹介し終わったんじゃない？じゃあ、はい！こなからどうぞ！」
「え？いや、どうぞ！じゃないし…あー…一人暮らしだから、そんな部屋も広くないけど、二日間よろしくお願いします…？」
あれ？なんで私がよろしくしてんだ。もっと上にいてもいい立場だろ。
何なら命令してもいい立場じゃないか？
まぁそれはともかく。
「…もう昼だけど、ご飯どうする気で来たの？」
「こなさん、本名なんて言うの？」
「えっ、質問を質問で返してきた…何この人…」
昼時だと思って話をふれば、目をキラキラさせて問いかけるさとみさん。
この人耳ついてるの？？聞こえてた？？
「小南…Aですけど…」
「Aちゃんかぁ、可愛い名前だね」
あーなんかそのセリフ何処かで聞いたセリフだなー
さっきセンラさんに似てるって思ったけど、全然タイプが違うわ。
センラさんみたいな、あの、いい人オーラがない。
うん、失礼なのは承知してる。
「んじゃー俺もAちゃんって呼ぼっかなー」
「えー、ちょっと真似しないでよー…あ、じゃあAちゃん、俺のこと、さとみって呼んでいいよ！敬語もなしでさ！」
「じゃあ俺もー」
「もー！真似すんなよ！」
さとみ…とななもりさんが争っている隣で、莉犬とるぅとさんはお昼どうしよっかーなんて話してる。
…自由なグループだなぁ、すとぷり…
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あ - 「つゆ知らず」ではなく「つい知らず」では？ (2019年11月23日 19時) (
レス) id: a5d39e3f52 (このIDを非表示/違反報告)
お茶丸。(プロフ) - 琴葉さん» コメントありがとうございます！！続き……どうなるんでしょうね！！(考えてない)後付けが得意なのでどうなるやらって感じですが、楽しみにして下さっている方がいるから頑張れるってやつです！私のモチベにも繋がるので、これからも応援よろしくお願いします！ (2018年9月24日 21時) (レス) id: 172c3d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - 続きが楽しみすぎる…！ (2018年9月24日 19時) (レス) id: cc1af6d8b8 (このIDを非表示/違反報告)
お茶丸。(プロフ) - やさん» コメントありがとうございます！！いや、そんなこと言ってくださるとは…ありがとうございます！完結…今のところしそうにないですがいつかしなきゃならないんですよね…(-＿-)頑張ります、応援よろしくお願いします！！ (2018年6月30日 22時) (レス) id: 172c3d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
や(プロフ) - はじめまして。夢主さんの自分らしくて可愛いところも、歌い手さん方の優しいところも全部全部ドツボの作品です、、！完結まで待ってます（＾_＾） (2018年6月30日 21時) (レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お茶丸。 | 作成日時：2017年12月26日 10時
