ゆっくり ページ8
hc side
ﾄﾞﾝｯ
「すみません大丈夫ですか？」
『え？大丈夫ですよー！！』
Aヌナと出会ったのは少し前のこと。
ヒョンたちとプライベートで飲みに来た居酒屋で、ぶつかった女性がAヌナだった。
最初の印象は、めちゃくちゃ可愛い人。
軽く巻かれた茶髪に、とても似合うスーツ姿。
hc「あの、大丈夫ですか？」
『ちょ、大丈夫じゃないもうダメ』
そう言って俺にもたれかかったまま寝てしまったAヌナ。
いや、いつもなら多分置いてくんだろうけど、これはｿﾙﾁｷﾔｯｶﾝ一目惚れ？この人を手に入れたいって思っちゃって、
ヒョンたちには内緒で、居酒屋を出てホテルのベッドで寝かせてあげる。
その間にシャワーを浴びれば、Aヌナの隣に寝転がって深い眠りにつく。
『待って、誰この人』
朝。
そんな言葉が聞こえてきて、目が覚める。
彼女の顔を見て最初になんて言おう…なんて考えてたらAヌナがベッドから居なくなろうとするから、必死に腰に抱きつく。
可愛くどこ行くのって愛嬌も入れて。
そうすれば彼女は俺の事を知っている様子。
明らか俺のファンなのに必死に隠そうとするもんだから、可愛いよね。
んで、その後初めてなんて嘘ついてAヌナと繋がれるように連絡先も交換して……。
その後も色々したかったけど、マネヒョンが早く来いってうるさいから寂しいけどお別れ。
hc「お待たせしてしまい申し訳ないでーす」
dy「やーへチャナ。遅い。」
ty「ヘチャン昨日一人で帰ったから皆心配したんだよ？」
hc「色々あって……笑」
mk「ｿﾙﾁｷﾔｯｶﾝヘチャナニヤニヤしすぎ」
hc「今日朝からいいことあったんですよね〜」
︎︎
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作者名：Equal | 作成日時：2023年4月3日 1時
