新しく ページ41
「新しく皆さんのメイクを担当させていただくことになりましたAと申します。よろしくお願いいたします」
昨日のことは、ほとんど覚えていない。
バーで飲みくれたあと、ジアの家に泊まっていつの間にか寝落ちしていた。
頭は痛いし、ビジュは地獄のようだけど今日からもう仕事がある。と聞いて駆けつけた。
NI「よろしくお願いします!!」
KR「Aさんって私達と同い年なんですよね!?」
「え、あはい。一応00年生です…」
GS「うわぁ、同い年の子がメイクしてくれるなんて嬉しいなぁ〜」
WN「じゃあ、私達からしたらオンニですね…」
挨拶が終われば、一気に周りを囲まれ質問攻め。
新しく配属されたグループはaespaというヨジャグル。
てっきりSMでは無いところかと思っていたけど、
ジェミナはヨジャとの関わりは避ける人だから出会うことは絶対ない。と会社は判断したのかもしれない。
さらに、会社内でも私のデスクは無く現場で合流して、
そのまま流れ解散になるので本当に彼らと会える希望なんて少しもない。
もちろん、私の事情を知っているのはメイクさんの方とマネージャーさんのみ。
それでも、今日暖かく向かい入れてくださったことには、とても感謝している。
「ジゼル〜!!メイクするよ」
GS「お、Aちゃんの初メイクは私かぁ笑」
「めちゃくちゃ可愛くしてあげるから任せて」
もともと、女の子にメイクすることを志望していたから絶好のチャンス。
今回のコンセプトに合わせて、メイクや髪型を合わせていく。
こうやって沢山のアイディアに満ちて悩む瞬間が一番楽しい。
NI「オンニｰ!!可愛くしてくれてありがとうございます」
「いいえ!ニンニンは元が可愛すぎるからだよ〜私は何もやってないみたいなものだから!笑」
NI「わぁ!オンニから可愛いって言われた!!ウィンター私オンニから可愛いって言われた」
WN「チンチャ!?オンニ私は!」
「ウィンターも十分すぎるくらい可愛いよ笑」
ジゼル、カリナとは同い年で話しやすくてフレンドリーだし、ウィンターとニンニンも妹感があって可愛がりたくなる。
なんだかんだ言って皆仲良くしてくれて、
これからも楽しくやっていけそうな気がした。
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作者名：Equal | 作成日時：2023年1月1日 23時
