突然に ページ39
永遠というものはなくて、その日は突然やってきた。
��A、ちょっといいか？��
会社で、メイク用品の片付けをしていたらNCTDREAMのマネージャーさんから呼び出されて、
長い廊下を歩いて社長室に案内される。
検討は大体付いていて、社長室を前に息を飲む。
軽く2回ノックをして入れ。と合図があれば大きく深呼吸をして部屋へ入る。
�狃蕕瓩泙靴董�Aさん��
「初めまして」
てっきり、鬼の形相をした人が居るのかと思ったら、想像とは真反対。笑顔で迎え入れてくれた社長。
�狒畭�だが、僕が言いたいことは分かるね?��
「はい、ジェミンと別れろですよね。」
�爐修Α�NCT DREAMは最近波に乗ってきてるんだ。申し訳ないが、ジェミナとは別れて欲しい��
私の予想は的中。
最近、私の家に訪れる頻度が多くなったからバレるのも時間の問題だと思っていたから。
社長の話によれば、
ジェミナの姿をたまたま見かけたSMのスタッフさんによってこの事が発覚したらしい。
幸い、ファンにはまだバレておらず事を大きくしないためにはこの策が最善だと言われた。
「分かりました。ジェミナとは別れます」
�燹跳�が理解ある人で良かったよ。移動先はもう準備してあるから今日いっぱいでDREAMの担当から外させてもらう。それでいいね?��
「分かりました、ご迷惑をお掛けしてすみません」
そう言って、部屋を出る。
「ふー。ダメだ泣きそう」
予想はしてたけど、中々のダメージが入る。
だってジェミンのことはちゃんと好きだったから。
来た時よりも長く感じる廊下を歩いて、元の場所へ戻る。
JS「ヌナ？」
「あ、チソンくん」
途中、廊下でチソンくんと会った。
今会ったら泣いてしまいそうで、すぐにその場を去ろうとした。
JS「あ、ヌナ!さっきジェミニヒョンが呼んでたんですけど…。」
「そうなの?ごめん行けないって言っといてくれる?じゃあ急いでるから」
少し困った顔をしたチソンくんの顔をあとに、荷物の片付けを済ませに行く。
JS「あ!ヌナ…。明日はヌナの誕生日なのに…。」
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作者名：Equal | 作成日時：2023年1月1日 23時
