・ ページ34
昨日あんなことがあって、今日。
いつの間にか私は寝ていて、気づけば隣にいたはずのジェミンは帰っていた。
ジェミン練習があるから、先帰るね!!
スマホを見ればそう、連絡が入っていて呑気に寝てた私はアイドル様に申し訳ないことしたな。
なんて思ったりして…。
｢やっば、時間間に合わないかも！！｣
そして、アイドルのメイクをするだけが、仕事ではない私は、
パソコンをカタカタと打ち、衣装の話し合いをするために、今日も時間に追われながら出勤する。
MJ｢おはよう〜｣
｢お、おはようございます…｣
SY｢お、今日も元気よく息切れ出勤ご苦労様です！｣
｢ありがとうございます、、｣
若干ソヨンオンニにからかわれながらも、
何とか時間には間に合って奇跡のセーフ。
その後、この色がいい。とか、このメイクがいい。とか話し合えば、参考のためにと用意してあった写真に目を通し、改めて全員の顔の良さを感じる。
｢私、チソンくんのメイク担当したいです…｣
担当が決まっていて、あまりメイクが変わることは今までなかったんだけど、
少しこの機会にと、オンニと先輩が設けてくれた担当交代制度。
正直、NCTはみんな顔が良すぎて私のメイクしたい欲が止まらないから、このチャンスは是非物にしたい！
と、前々から担当してみたかったチソンくんの名前をあげてみた。
SY｢おー！やりなやりな？どうせAのことだし頭の中はもう案でいっぱいなんでしょー？｣
｢そうです！！もうだいたいの構造は決まってて！｣
MJ｢圧がすごいなぁ笑 まぁ好きにしな？彼氏に怒られても私は知らんぞ〜｣
｢あー、確かにジェミン若干怒りそうですね…。チソンくんのカッコ良さに嫉妬しちゃって…。
まぁでも誰に言われようと私は、チソンくんを完璧に仕上げてTwitterトレンド1位狙うんで!!｣
MJ｢あーA？あんたが何言ってるか私、理解出来ないけどさ、とりあえず私が言いたいのはそういう意味じゃないよ…!?｣
SY｢はぁダメだよ、ミンジ。メイクバカにこんな話しても意味ない。。実際に痛い目見ないとわかんない奴よこの子は…｣
｢ちょっとオンニ酷くないですか？まぁ確かにメイクバカですけど…!｣
確かに私はバカだけど、天才でもあるの！
だってバカと天才は紙一重って言うでしょ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 618人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Equal | 作成日時：2023年1月1日 23時
