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??「あの、どうしたんですか？」
私がカバンの中を何度も何度も探していたら後ろから男の人の声が聞こえる。
「あの、私NCTさんのメイクを担当しているものでパク・Aと言うんですけど社員証を家に忘れてきたみたいで…通していただ__」
JM「あ！Aか！いいよいいよ入りな入りなー」
そう言って、すぐに通してくれたジェミンさん。
なんか声に聞き覚えがあると思ったらジェミンさんか、、
「あ、ありがとうございます。このお礼は何処かで必ず」
そう言って90度の綺麗なお辞儀をすれば、すぐにその場を離れては会議室に向かう。
急いでるからってのもあるけど、あんな顔面世界遺産みたいな人と2人で話すなんて私の目が眩しさに耐えれないよ。
「すみません！遅れました！」
MJ「お！お疲れ様〜息切らして相当走ったんだね笑」
「持久走してるみたいでした…正直結構しんどいです」
MJ「おーおー、よく頑張った！」
「本当に会議の節はすみません。会議の内容教えて頂ければありがたいです…」
MJ「えっとね、最初は……」
大遅刻かました馬鹿野郎であるにも関わらず、こと細かく内容を説明してくれて、こんな女神いねぇよ本当。
流石、技術や人間性、全てが私の憧れに値するミンジ先輩
もう大好きです愛してます。
MJ「んじゃ、早く支度しちゃおっか！10分後には出るよ〜」
「10分！？分かりました。急いで支度します」
こういうたまに出てくる鬼みたいなスケジュールの詰め方は流石にしんどいけど。
その代わり沢山学べるし経験できるんだよね。
MJ「A準備できたー？」
「できました！」
MJ「んじゃ、行くよー」
そう言って車に乗って現場へ向かう。
今日はDREAMの撮影があるので私たちが担当になった。
アイドルよりもメイクの方が準備に時間がかかるし、主役は後から来るって言うじゃん？
だから基本的に私たちは2時間前くらいには現場入り出来るように努力している。
まぁ、この仕事に慣れてきて決まった部分もあってちゃんと出来たことはないけどね…笑
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作者名：Equal | 作成日時：2023年1月1日 23時
