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結局、宿舎に泊まることになった私。
こんなの他の人にバレたら私の首速攻飛ぶんですけど…。
と思いながらシャワーも借りて少し酔いが覚めてきた。
「お風呂ありがとうございました。あと服も」
JM「やっぱ、俺の大きかったか…」
「いや、ちょうどいいですよ？また後日洗って返します」
JM「ハイハイまた敬語ー」
「あ、ごめん。」
ジェミンとチソン、チョンロ以外はお酒を飲んだので、
もう皆部屋へ戻ってしまったようで…。
リビングにはジェミンと二人だけ。
死ぬほど気まずいし、特にこの方とは色々あったし、スッピンでも顔面世界遺産だから、目合わせれないよ。
JM「そろそろ寝る？」
「あ、うん。おやすみ」
JM「え、どこで寝ようとしてるの？」
「いや、そこのソファで…」
JM「はぁ、ダメでしょ？風邪ひくよ？」
「こんな夏場に？」
JM「とにかく着いてきて」
わけも分からず大人しくついて行った先のドアを開ければ
そこはなんと見覚えのある部屋。
わかった、ここはジェミンの部屋だ。
JM「寝るよ」
え、ダメでしょ。
一流アイドルがこんなド庶民と寝るとか…。
ここでファンならマジ！？やば、寝よ。ってなるかもだけど私はただの面食いだから。
隣で寝てみ？もう目バッキバキで一睡も出来ないよ？
「あ、ホントに大丈夫なんで、私ソファで寝るんで」
JM「あのソファ硬いじゃん。そんな所でお客さん寝かせられないよ」
いやいや、私はあなたといる方が寝れないんですって、。
そうして、どう説得したらいいのかって考えてたら痺れを切らしたのか、私の手を勢い良く引っ張ってきて、
自分の隣に私を配置する。
JM「よし、おやすみ」
違う。おやすみじゃないんですって。
「あの、ジェミン起きてー。ソファで寝かせて」
そう声を掛けても全然反応してくれない。
そうしてる間にも私の心臓がバクバクしていていつ破裂してもおかしくないってばよ。
「え、本当に寝ちゃったの？」
疲れているのか寝息をシースーたてて寝ているジェミン。
ガチで睫毛超長いし、実写版眠れる森のイケメンじゃん。
「ダメだ、私も眠たくなってきた」
こんなイケメンの横で寝れるはずないって思ってたけど
やはり慣れというものは恐ろしいもので、慣れてきたら
イケメンより眠気が勝っちゃって、
私も目を閉じ深い眠りについた。
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作者名：Equal | 作成日時：2023年1月1日 23時
