対抗心 ページ41
涙が引き爆豪の試合ももうすぐとなった
「かっちゃんありがとうね
試合頑張ってね」
爆「お前と違って無傷で勝ってやるわ」
嫌みを言って爆豪は試合会場へと向かった
「私も皆の所に行って二人の試合見なきゃ」
Aはクラスメイトの所へと戻った
Aの姿を見たクラスメイトが
いっせいにかけよってくる
百「A！大丈夫ですの！？無理しすぎですわ！！」
耳「試合すごかったよ！！でもやりすぎ！」
茶「怪我はもう平気なんやね？ビックリしちゃったよ！」
次から次へと心配の声をかけられる
身の無事を伝えたら安心したようで
お疲れとAに優しく声をかけてくれた
葉「もう試合始まるから見よう！」
葉隠の言葉で各自席へと戻る
緑谷と麗日の間が空席だったので
そこにAは座った
緑「そういえばさっきから思ったんだけど鮫皇さんの体操着なんか大きくない？最初見たときしっかり合ってたサイズだけど…」
飯「緑谷君！女性に対して服のサイズの話は失礼だぞ！」
飯田が緑谷に説教を始めるが
Aがとめる
「ううん！緑谷君は間違ってないからいいよ！」
茶「そういえば体操着駄目になってたし誰かに借りたの？」
「そうだよ、かっちゃんが貸してくれたの」
緑「え！？あのかっちゃんが！？」
茶「えぇ…あの爆豪君が…意外やわぁ…んな親切心を持ってたなんて…」
次から次へと爆豪に対する失礼な言葉が
飛び交う
当の本人は
爆「ハックション！なんだぁ？噂されてんのか？つかなぜか無性に腹立つ」
何度もクッシャミをしていた
轟「それ爆豪のなのか」
待機所にいると思われてた轟が目の前に現れた
一同驚く
「焦凍！？どうしてここに！？」
轟「クソ親父の話の帰りだ、待機所に向かう所だったんだが…」
どおりで不機嫌オーラがただよっているわけだ
轟はAの体操着を見て自分の鞄から何かをとりだした
轟「……これ使え」
轟はAにタオルらしきものを投げる
「えっ…！？私タオルあるよ…え？」
渡されたタオルはフード付きのタオルと
なっておりこの前クラスで行った
遊園地のキャラクターがモチーフとなっているものだった
茶「なんか可愛らしい趣味してるね…」
轟「この前なんとなく買ったんだが使い道なくてな」
そう言って轟はその場を去る
「とりあえず被ればいいのかな？」
茶「すごく可愛いよ！」
Aはタオルを被って試合を見ることにした
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作者名：ティアナ | 作成日時：2018年8月17日 16時
