海の女王ヒロアカ 1 (ページ35)

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チアガールページ35

集合場所にもどると
八百万がAに服を渡してきた

「モモちゃんなにこれ？」

百「チアガールの服ですの。各クラスの女子はこれを着て応援するらしいですわ」

「そうなの！？」

そんなのは初耳だ
Aはあまり気が進まなかったが
他の女子も着替え始めているので
しぶしぶ着た

「本当にそんな決まりあるのかなぁ…」

半信半疑で会場に戻ると
案の定チア姿の女子はA組だけだった

マ「どうしたA組！？」

百「騙しましたわね！峰田さん！」

峰田の策略だったようだ

「やっぱりそうだったのね…」

慣れない格好にそわそわしていると
爆豪が隣にやってきた

爆「お前なんちゅー格好してんだ」

「あれのせい」

峰田を指差す
そして峰田を爆豪が爆破した

峰「ぎぃやぁぁぁぁ」

峰田の悲鳴も気にせず爆豪は話を続ける

爆「お前なんかさっきより暗くねぇかなんかあったんか」

先程話したときより少し元気がない
Aの変化に爆豪は気づいていた
エンデヴァーの最高傑作の言葉が
頭から離れずそれが態度にでてしまったようだ

「大丈夫だよ、少しお母さまを思い出しちゃったけど」

爆「…」

爆豪は無言でAを見つめた後に
タオルをAの顔面にかけ
頭をグシャグシャにした

「わわっ！なに！？」

爆「もっと楽にいけバーカ」

そう言い残して爆豪はその場を去った
爆豪なりの励ましなようだ

「…フフッ！」

Aは自然と笑顔がこぼれた

「頑張ろうかな…！」