障害物競争 ページ29
爆「なっ、鮫お…、A！なんでここに！」
「私だって１位とりたいしね」
その時Aは前方から冷気を感じた
「前には焦凍がいたはずだから…くる！」
その場で軽くジャンプをする
地面一面に氷がはられている
「「うわー、なんだこれ！抜けねぇ！」」
大半の者がその氷に足がはまって抜けない
「危なかった…！私も何か妨害できれば有利なんだけど…それに何か目立つことしないとお母さまが見てるし…」
Aが考え事をしてる中
第一関門へとついた
「あれはロボット…？」
推薦入学したAは目の前の0P敵は
初めて見た物だった
「邪魔だなぁ…」
辺りを見回しコース場にはられていたロープを掴んだ
「しょうがない、これを使おうかな」
ロープは頑丈に固定されていて
普通ならとれない
マ「おっ、あの少女ロープとって何してんだ？」
その様子を見ていたプレゼントマイクは
実況とかねて声にだした
マ「て、うをぉぉぉぉ！咬みちぎったぁぁ！」
Aは手に持ったロープを自慢の歯で一瞬で咬みちぎりそのロープをロボットの足元に
巻き付け転ばせた
ロボットは転んだ拍子に行動不能となった
「こんなとこでとまれない…！」
マ「クレイジーだぜぇぇ！！」
会場はプレゼントマイクの実況で更に盛り上がる
そんな中もずっとAは走り続ける
第2関門の綱渡りも
日頃行っていた母のトレーニングで
バランス力を鍛えられたAには
余裕だった
「あとの生徒さんは…バイバイ！」
Aは自分が渡った後のロープだけ
咬みちぎり渡らせないようにした
「「ぎいやぁぁぁぁぁ！」」
「「通り道減ったじゃねぇか！」」
妨害された生徒は悲鳴をあげる
「次の関門は何…キャッ！！」
Aの踏んだ場所が爆発した
「地雷！？」
目の前を見ると轟も苦戦しているようだった
「さすがにこれだけの地雷はなぁ…肌の保護だけでも…」
『部分鮫化』
鮫化ができないAだが
肌などを鮫肌のように固くすることが可能
切島と比べたらかなり劣るが
体育祭に使われる地雷なら
大怪我を防ぐ程度には役に立つ
「とりあえず走り抜けるが勝ちかな」
なるべく跳躍力を高め地面への接触率を少なくする
ゴール手前までそのまま
突っ切る直前だった
『Boooooom!!』
爆「は？」
後ろから板にのり緑谷が飛んできて
そのまま１位に
Aは爆豪のすぐ後にゴールし
4位だった
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作者名：ティアナ | 作成日時：2018年8月17日 16時
