お化け屋敷 ページ24
3人はスタッフの誘導で入り口へと入っていった
建物の奥の方では悲鳴が響く
峰/上「「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」」
「凄い悲鳴聞こえるね…」
爆「あいつらが弱虫なだけだろ」
暗い道の中恐る恐ると歩いていく
轟「A怖いのか」
轟はAのかすかな震えに気づいていた
「初めてだから少しね…」
轟「手…」
Aに手を差し出す
手を繋ごうと意味であろう
「ありがとう」
轟と手を繋ぐ
その光景を見て爆豪が黙るはずがない
爆「お前ら何いちゃついてんだ！半分野郎も調子こくなよ！」
轟に向かってメンチを切る
轟「羨ましいのか爆豪」
爆「てめぇ！殺されてぇのか！」
その様子を見てAが爆豪に空いている方の手を差し出す
「かっちゃんも怖いなら手繋ぐ？」
轟「フッ……」
Aは爆豪が怒ってるのは自分も怖いからだという意味だと勘違いしたようだ
轟は思わず吹き出してしまった
爆「はぁ！？怖くねーよ！！まぁ…お前怖そうだし…仕方ねぇ」
爆豪はAの手を握る
轟「とりあえず行こう」
「そうだね、進もうかっちゃん」
爆「わかってるわ！」
3人は手を繋いだまま目の前にある扉をひらく
その部屋には机があった
「何だろうこれは…」
轟「何かかいてあるぞ…えっと…
上を向いてごらん？」
「「「ん？」」」
3人が同時に上を向くとそこには
大量の生首が吊るされていた
「きゃぁぁぁぁぁ！」
Aは爆豪の腕にしがみつく
爆「わっ！くっつくんじゃねぇ！//」
轟「と、とりあえず次に進むぞ」
轟の言葉で次の部屋へと進む
3人は各部屋のトラップをAはかなり
ビビりながらだが
何とか進んでいき出口へともう少しとなった
「もうそろそろ終わりだね」
轟「そうだな」
爆「さっさとでんぞ」
もう終わると呑気に話していた時だった
Aの足首に何かがふれた
「ん？……ひぃっ！」
爆「あぁ？どうしたっ…てなんだこれ！」
轟「手か！？」
Aの足首にはどこからでているのかよくわからない手がついていた
その手はAの足を離さず
どんどん奥へと引っ張っていく
「何これ！？やめて！」
轟「大丈夫か！A！」
Aの体はいつのにかでてきた黒い靄にひきずられていく
「や、いやぁ！！」
爆「何だよこれ！クソが！」
爆豪が足元を爆破し
手が緩んだ隙をみてお化け屋敷からでた
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作者名：ティアナ | 作成日時：2018年8月17日 16時
