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悔しさ 爆豪side ページ11
俺は力でデクに勝って試合に負けた
デクは最後に個性を使った
手をボロボロにして
あのポニテの女が言うことだって間違っていない
あの氷野郎を見て勝てねえて思った
なんだんだ俺は…
俺は一番じゃなきゃ…こんなところで…
緑「かっちゃん！！」
デクが俺をおいかけてきた
デクが俺に気持ちをぶつけてきた
クソ…なんなんだよ…！！
あぁ、わかってるわ！
強くなってやる…！
強くなってヒーローになってやるんだクソ！
オールマイトにも引き止められたが
一言言って帰ろうと門をくぐった所で
また声をかけられた
「爆豪君」
爆「あぁ？」
なんで鮫女が？
「爆豪君…その…」
なんなんだ…？こいつ…？
「凄かったよ」
爆「…は？」
「では、また明日…」
あんなけか…？
あんなけの為にきたのか？
『凄かったよ』
凄かったってか…
皆が駄目出しするなかで
凄かったか…
なんなんだあの女ぁ…
今日は悔しさで胸くそ悪い気分だったけど…
爆「ﾌｯ…ばっかじゃねぇの…」
１人で静かに笑って帰った
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作者名：ティアナ | 作成日時：2018年8月17日 16時
