君に一番のキラめきを

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今日は試合終わりに仲良く同級生3人で飲みに…行かずに、カープが止まっているホテルで飲み会(擬き)





今、龍馬くんのお部屋に誠也くんと共にお邪魔している。








なんてたって、決勝点は龍馬くんの3ランホームラン。




ここ最近大きな当たりが出てなかった分、本人は相当嬉しい様で、いつもよりご機嫌。






｢やっぱりホームラン打つと気持ちエエわ〜｣





｢あの場面でのホームランは激アツだった…本当に｣





｢もっと褒めてええんやで？A｣






｢うざ絡みすると嫌われるぞ！Aほら俺のとこ来いよ｣






｢は？誠也にやるわけないやん｣







急に私の腕を掴み、龍馬くんは私を軽く引き寄せてぎゅっと抱き締めた。





もう、なにがなんだか全く分からない。






｢ちょっ、りょ…龍馬くん？？｣





｢ほら、龍馬Aが嫌がってるじゃん｣







誠也くんが私にくっついた龍馬くんをはがそうとするけど、はがせなくて。





龍馬くんは私の頭に顎をのせながら誠也くんをちょいちょいと手招きして挑発している。







｢ちょ…腹立つわ〜。アイツ何？酔ってる？｣





｢誠也くん…助けてよ！｣







誠也くんに助けを求めても誠也くんはどうやら諦めモードに入ったよう。





スマホ片手に私達の写真やら動画やらをとっている。






｢これ明日、龍馬に見せたろ…｣





｢誠也くん…今の写真とか全部消して…本当に！｣




｢やーだね｣




｢もー！龍馬くん…いい加減に離れてよ！｣







私が龍馬くんをはがそうとジタバタすると、彼はひょいっと私をお姫様抱っこしてベットに…。




｢え、ちょ…龍馬？さすがにそれはしゃれになんねぇわ｣





｢ちょまま…！ちょ…龍馬くん？？｣





｢顔真っ赤にしてかわええな…｣





私の頬をすーっと優しく撫でて、ふわりと見たこともない笑顔を見せる…が？






｢…龍馬くん？｣





｢……｣





｢は？嘘…この状態で寝た？｣






｢…お、重い…誠也くん、龍馬くんをどかして…｣






本当に心臓がバクバクして…破裂するんじゃないかってくらいに。






でも良かった…何もされなくて……。






私は誠也くんの助けを借りながらなんとか脱出した。







｢こいつ…本当にA大丈夫？｣






｢大丈夫、ちょっと驚いたけどね｣






多分、疲れてるんだよね。私も色々龍馬くんにお世話になってるし。







お疲れな君にそっと布団をかけた





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