若鯉ちゃんはバンドリーマー

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、、、




｢逃げてきました、広輔さん。あ、てっぱち君ガルパ始めてくれましたか？｣




｢会って早々それはないやろ。始めたけど｣




｢やったー。好きですってっぱち君｣




｢うわっ、抱きつくなアホっ｣





あははっと横で笑ってる広輔さんは相変わらずカッコいいです。




えっ、てっぱち君？てっぱち君はカッコいいより個人的には可愛いなんですよ。






｢ちなみに推しは誰ですか？広輔さんは美咲ちゃんらしいです！私の推しは燐子ちゃんです｣





｢俺っ？…有咲…かわええやん｣





｢有咲ね！分かりますっ、可愛いですよね！｣









なんだかんだ言いながらちゃんとガルパを始めてくれるてっぱち君は優しい。





どっかの誰かさんと違うよやっぱり。







｢広輔さん、二遊間組みたいんですけど…てっぱち君も…今日はショート坂本勇人、セカンド私で…｣



｢勇人さん相変わらず呼び捨てにされてんな笑｣




｢しょうがない、やったことがクソすぎたから｣





初対面で可愛くないとか、女のくせに野球やんなとか言った貴方が悪いんです。





坂本勇人は私の天敵。






｢犬猿の仲だよね｣



｢同じ空間にいるのが嫌すぎてつらいです広輔さん。助けて…｣





｢おらっ、また、俺の悪口言いやがってもう逃がさん｣





｢いや、離せこのアホ。せーやさーん！助けてー！坂本勇人がいじめるー！｣





｢大変やなAも｣







このあと誠也さんがニヤニヤしながら来たけど、全然助けてくれなかった。酷いよ。






あのアホ4番が。







｢俺もお前嫌いや。二遊間、哲人と組みたかったわ｣




｢私は坂本勇人と一緒の空間にいるのが嫌です。坂本勇人という人物は尊敬してます｣





｢嘘やん！｣




｢それがねぇ、誠也、嘘じゃないんだよね｣




｢健気に勇人さんのファンやってたからねぇ入団当初は｣





｢言わないでっ！私は今までもずっとこれからも石原さんのファンですから｣





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元々ショートを守ってる貴方が好きでした





でも、会って幻滅しました。









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