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目「あのさ、急だなって思うかもしれないけど、
俺、回りくどいの嫌いだから言うんだけどさ」
「うん…」
目「Aのこと、最初に出会った時から
いいなって思ってた。それから、同期として一緒に過ごしていくうちに、いいなって思うだけじゃなくて、好きになってた」
目「だから…、もし俺と同じ気持ちだったら
付き合ってほしい」
「……、」
「ありがとう、好きって言ってくれて…
でも、私…、他に好きな人いる…」
目「……、うん、分かってたよ」
「えっ？」
目「言う前から分かってたけど、伝えた」
「……、」
目「Aがなんて答えるのか分かってたけど
ちゃんと伝えたかった。ちゃんと伝えて、ちゃんと振られたかった」
「ごめん…」
目「なんで謝るの？Aは別に悪いことしてないでしょ？だから謝んないで」
「ありがとう、ちゃんと伝えてくれてありがとう」
目「うん、聞いてくれてありがとう」
『……………』
目「ねぇ、聞いてもいい？」
「ん？」
目「他に好きな人がいるって、阿部先生のことだよね？」
「えっ、？」
目「違った？笑、絶対に合ってると思うけど、笑」
「そんなにわかりやすい…？」
目「他の人はどうか分かんないけど、
俺はすぐに分かったよ。Aがいつも追ってるのは阿部先生だって」
目「好きだから嫌でも分かっちゃうんだよね」
目「別に話をしたらするわけじゃない。だけど、いつだってAが追いかけてるのは阿部先生だった。
きっと、尊敬の眼差しでもあるんだろうけど、
それ以上でもあるんだろうなって」
目「Aの視線の先にいるのは阿部先生で
俺は同じ視界には入る余地はなかった。だからこれからは、初めてできた同期として、一緒にいて欲しい」
目「いつか転勤したとしても、
この関係性は続いてほしいと願ってる」
「うん、私もこれからも今までと同じように
仲良くして欲しいって思っている」
目「じゃあこれからもよろしくね？」(Aに手を出す)
「うん、よろしく」(目黒と同じように手を出す)
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オトノハ(プロフ) - 感動しました！互いの気持ちをどうやって伝えるのかと思っていたら、ラストそうきたかぁー！って胸がキューってなりました。ドラマ化してほしいくらい素敵なお話です♡ (5月14日 23時) (
レス) @page40 id: ea955fec18 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - プラペチちゃんさん» 以前から私の作品を見てくださり、ありがとうございます。あの作品は長い間更新されていませんが、また近いうちに投稿再開しようと考えています。更新再開とともにパスワードも解除しようと思っているので、気長に待って頂けると嬉しいです。 (2023年4月7日 19時) (レス) id: 5af1b15a6b (このIDを非表示/違反報告)
プラペチちゃん(プロフ) - 続編凄く嬉しいです！！ もし良ければ、パスワード作品をもう一度読みたいので開放して頂くことは出来ないでしょうか？？ (2023年4月7日 12時) (レス) id: e90297f5ae (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 前作から見てるものです。私は向日葵さんの書く小説，凄く大好きです！！続編ありがとうございます！！楽しみに待ってます！ (2023年4月5日 21時) (レス) @page1 id: d8664c0678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2023年4月4日 20時
