闇に光る星【天河原】

小学校の ページ7

今日は小学校の卒業式、
泣いてる子とかいるけど、私友達いないし

「おーい」

よく話したやつならいるけど

貴「なによ拓人」

神童「きょ、今日の服かわいいね！」

貴「そう？ありがと、拓人は相変わらず高そうな…」

神童「そんなことないぞ？」

貴「あれ、蘭ちゃんは？」

神童「霧野はオレのお父様のとこ」

貴「…ねえ拓人、拓人は雷門中に行くの？」

神童「うん？Aもでしょ？」

貴「ごめん、他の学校だから」

神童「どこ？」

貴「えっと、てn「神童、A！」蘭ちゃん！」

霧野「神童のパパしつこい！うるさい！」

貴「耳タコってこと？」

神童「耳タコ？」

貴「耳にタコができるの略、」


と、向こうから拓人、蘭ちゃん、そして私の親たちが来た

神童「お父様、お母様！」

霧野「パパ、ママ！」

貴「パパ、私卒業したよ」

不動「おう、よく今日まで頑張ったな！」

ふふ、と笑いあう私とパパ
それを見た拓人の親は

神童母「あんな庶民と拓人が一緒にいるなんて信じらんないわ」

神童父「拓人、いくぞ」

神童「まって、まだAの学校っ」

霧野「いくぞ神童、ガマンしろ」

神童「霧野のばかー！」



不動「なんだあれ」

貴「感動コント」

不動「神童に言わなくて良かったのか？」

貴「どうやら拓人の父が嫌がってるみたいでね」

不動「霧野が来たタイミングで考えるとってことだろ」

貴「まあね」





貴「髪、切ろっかな」

不動「失恋でも…って神童か！神童なのか！」

貴「いや違うって」

不動「正直に言えよ、な？」

貴「黒い！だから中学入るし気分変えたいだけだから！」







それから一週間後、
私は腰くらいまであった髪を肩くらいまで切った

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