闇に光る星【天河原】

時雨 ページ11

それから少ししてヒロ先輩が他の先輩方を連れてきた

ヒロ「はい、じゃあこっちからも紹介ね、ちなみにオレと安藤はFWだから」

リコ「棚木理湖、よろしくっ☆」

メル「MFの神田芽留斗、リコもMFだよ」

喜多「はい、あのーキャプテンは？」

リコ「あの人、試合のときしかこないよ」

メル「てか試合さえも来てなくない？」

へらへらと笑いながら話す先輩、


ガンッ
いきなり大きな音がなる

ヒロ「安藤、たぶんあいつ」

安藤「はい」

安藤が返事をし、部室から出る
そしてほおにあざをつけた人が安藤に支えられて入ってくる

ヒロ「ほら、アメコも自己紹介しろよ」

安藤「アメコって呼ぶのやめてやれよ」

メル「安藤は口答えしないでよね」

リコ「アメコ、おしゃべり出来ないっけー、ヒロやってやれよ」

ヒロ「はいはい、こいつはDFのアメコ、本名は教えてくんないからあだ名みたいな感じな」

リコ「雨女のアメコちゃんw」

二年の先輩方の会話で気づいた、このサッカー部には謎の上下関係がある

なにがあったのかな…






帰り道、
一年と安藤、そしてアメコ？と帰る

安藤「入部したばかりなのに、ごめんな」

喜多「大丈夫、だ」

安藤「あとこいつ、名前あるから」

時雨「時雨、安藤がつけてくれたんだ」

貴「えっと、タメでいい…ですか」

時雨「うん、敬語だと変な感じするしね」

美寿「よろしくね、時雨」

星降「フィフスセクター、か」

時雨「これからはヒロたちとフィフス、その二つに縛られることを頭に入れておくといいよ」

喜多「ヒロ先輩たちにも？」

安藤「…明日から、がんばれよ」









「結局ボクには、
幸せになる価値なんてないのかな

それならいっそ、









わからなくしてしまおうか」

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メル「ぼくとおそろのシュシュ~♪」

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