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17話 ページ17

カタカタと微かに震える私に「なに?震えてんの?」と私の顔を覗き見る。

私を覗き見た彼の碧眼の瞳はキラキラと光り輝き、その美しさにゾッとする。




「なぁ、俺のこと怖い?」

A「え…、あ…」




「俺は怖かった、どんだけ名前呼んでも反応しないお前見て、目の前が真っ暗になった」





五条は長い睫毛を伏せながらぽつん、ぽつんと呟く、

その間もけして私の腕は離さず、しかし先ほどとは違い優しく確かめるように指一つ一つを撫でる。





「しかも3日も起きねぇし、このまま起きなかったらって思うと__」




五条の微かに震える声に、あぁ、そうか、と納得する。



きっとこれは彼なりの心配なんだ、
唯我独尊が服を着て歩いているような男だが、彼は意外と仲間想いな男だ。




そんな彼の目の前で友人が死んでしまうかもしれないという事実は、きっと彼にとって、私の想像上回るほどの絶望なのだろう。






A「ごめんね五条、心配かけて…」







私が五条にそういうと、五条はボスンッと私のいるベットに頭を埋める。

意外と子供っぽいことをするやつだなと少し笑うと五条が口を開く。







「お前の目が覚めたら手足引きちぎってどこにも行かないようにしてやろうと思ってた、傑に止められたからやめたけど…」


A「夏油ありがとう、お前だけが私の救いだよ…」




後で改めて夏油にお礼をしないとな、と心の底から思いながら、五条に謝る。








A「心配かけたね、ありがとう五条。ごめんね」





私がそう言ってベットに顔を埋めている五条の頭を撫でると「ん、」とくぐもった声で返事が返ってくる。








五条の髪は柔らかくて、ふわふわで、それでいて、どこか安心した_____。

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zero(プロフ) - 未成年飲酒じゃね?おーけーなの?おーけーおーけー (2021年10月23日 15時) (レス) @page31 id: 0d7a47aa6b (このIDを非表示/違反報告)
緑の白猫 - キャラの個性を使い切っていて凄く面白いです。大好きです。 (2021年2月19日 23時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
lil - うわぁぁ知ってるお話ぃぃぃ!?!?!?と思ったらあなた様でしたかぁぁぁぁぁ!(pixiv見てますフォローしてますありがとうございます!!!!) (2020年12月26日 23時) (レス) id: 6d602114ab (このIDを非表示/違反報告)
Panda - 凄く面白かったです。続きが読みたい!!! (2020年12月22日 11時) (レス) id: 0b60fa6ccb (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 続き楽しみです♪ (2020年12月21日 21時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ガチンコチン | 作者ホームページ:https://marshmallow-qa.com/ponponpon1234  
作成日時:2020年11月26日 16時

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