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はじめに ページ1
お題「黒猫」は当初タイトル未定でファンタジー路線に走っていました。魔法使いの少女と普通の少年が図書館で戯れるようなモロなファンタジーでした。しかし、戯れるのは良かったんですがほっこりしすぎて話がそれ以上進まない。というか進めなかったので、ミステリー方面に行こう、と決めました。
ファンタジー路線の名残が、本編にあります。冒頭、ライトが英也の顔を照らすシーンです。なんのライトとか描写していないんですが、もともとあのシーンは英也(当時は名前も未定)がランプを掲げて図書館を見回っているシーンでした。
じゃあ「禍殃の黒猫」の英也が持ってるライトはなんなんだ？ とお思いかもしれないですが彼の所有するiPhoneのライトです。なんか凄い明るいですよね、iPhoneのライト。下手すると安物の懐中電灯よりも明るいです。そのおかげで電池の消費も早そうですけれども。ちなみに英也がそのシーンで何をしているのかというと、作中に登場する黒猫を探しています。
こんな感じでちょっとしたネタバレというか、本編で書ききれなかったことをちょいちょいお話ししていこうと思います。
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柚子sherbet(プロフ) - 終わり方が何となく「オレンジ」っぽいなぁとは思っていましたが、まさかその通りだとは……漆原さんも音楽と物語を繋ぐタイプなんですね。私はボカロ以外にも、KOKIAさんをよくイメージの元にしてます。 (2015年9月28日 20時) (
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作者名：漆原真 | 作成日時：2015年9月27日 10時
