みさと＝ロミオとシンデレラ ＜フィラ＠レミ嫁さんリクエスト!!＞」 ページ24
私の恋を、悲劇で終わったジュリエットにしないで。
私を『家』という名の牢獄から解放して………。
―――そんな気分だから。
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健全なる立花家に生まれた私。でも、こんなの違う。
父と母は優しい。でも、『あの人』には厳しい。
私には行く場所を制限するし、寝る時間は絶対に9時と言われている。
そんなのおかしい。17歳だっていうのに、そんなに制限されてるのって。
お父さんは私のためだって言うけど、そんなの私を縛る首輪でしかない。
これじゃあ私はジュリエットじゃない!!
だから、親が寝たその日、『私たち』は秘密で会うんだ。
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「……立花みさと……」
来た。愛しのあの人が来た。―――笹原幸太郎。
「……こっち」
窓の外にいた笹原は、招き入れる。笹原は窓からそっと入ってきた。
「今日は……どこまでいけるの?」
私が静かに問う。すると笹原はいきなり、私をベッドの上に押し倒した。
「……ッ……」
「私は立花みさとのことを、すべては知らない」
私に覆いかぶさり見つめてくる笹原が、唐突に呟いた。
不思議に思って見つめ返す。
「知らないことがあるのならば、知りたいと思う。……普通だろう?」
私は黙って頷いた。笹原の顔がゆっくり近づいてきた。
「全部、見せてくれ……」
「アンタになら……」
見せてあげる。私の―――――――――。
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小鳥のさえずりが聞こえる朝。腰が痛い。私はそっと、さすった。
隣には笹原がすやすやと眠っている。こうして見れば可愛いのに。
その数分後、笹原は起きて帰って行った。
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私は窓の縁で、頬杖をついている。こんな風景を見ると『ロミオとジュリエット』を思い出す。
ラストはロミオもジュリエットも死んでしまう、悲劇の物語。
今の私は、ジュリエットに似てる。
いや、もしかして私はジュリエットの子孫かもしれない。
王子様に出会って、結ばれる。そんなシンデレラに憧れと、劣等感を感じていた。
でもシンデレラって嘘ばっかり。ガラスの靴を落としたっていうのは、どうせ口実でしょ?
自分を見てもらうために、わざと落としていったんだ。
わからなくはないけどね。
だってもっと愛されたいもん。
でも、それはただの―――――
欲求なんだよ。私と同じ欲張りな。
→
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美花 - きゃおりーーーん！私の大好きな「モザイクロール」お願い！ｗ(*´ω｀*) (2013年3月11日 20時) (
レス) id: 795796011d (このIDを非表示/違反報告)
フィラ＠レミ嫁(プロフ) - 香里ー奈さん» そんなの気にしなくていーよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！むしろ私こそごめんよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！ (2013年2月26日 21時) (レス) id: 134380e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
香里ー奈 - フィラ＠レミ嫁さん» てか、本当に遅くなってゴメンなさぁぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁああぁぁい!! マジでごめんよぉぉぉぉっぉぉぉぉぉっぉ!! (2013年2月26日 20時) (レス) id: 830798a2cc (このIDを非表示/違反報告)
フィラ＠レミ嫁(プロフ) - ひぎゃぁぁぁぁorzパタッ{萌えすぎてぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ////遅いとか気にしてないよー！ (2013年2月18日 20時) (レス) id: 134380e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
フィラ＠レミ嫁(プロフ) - 香里ー奈さん» うん！いつまでも待ってるっ♪ (2013年1月7日 21時) (レス) id: 134380e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香里ー奈 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sawadahana/
作成日時：2012年9月26日 18時
