日常メンバー＝桜ノ雨 ページ22
「違うの、私だってそうだから」
そう言ったみおちゃんの目の端から、一筋の雫は流れ落ちた。
「きっとゆっこだってそうでしょ?卒業式は、笑ってすごしたいんでしょ?私達、この先はなればなれになる。でもそれは仕方のないことなんだよ。それぞれの道はあるんだから」
気づくと、私も泣いていた。目頭がじんわりと熱くなる。
「そうですよ、相生さん。みんな一緒なんです。もっとみんなと過ごしたい。みんなと授業をしていたい。そう思っているんですよ」
いつのまにか、なのちゃんも来ていた。その目には涙が溜っている。
今度は麻衣ちゃんがなのちゃんの言葉を繋いだ。
「……卒業証書には書いてないけど、人を信じ、人を愛して学んだ。それに、たくさんの友達ができた。みんなそれを誇りに思っている。……ほら」
麻衣ちゃんの声にクラス全員が窓の外を向いた。
そこには一気に教室に入ってくる、桜の雨。手のひらに一枚、落ちてきた。
綺麗な桃色が私達みたいに青く晴れ渡る空に、くるくると舞う。
それはさながら、虹のようにも見えた。
「みんな、忘れないで。今はまだ小さな花弁だとしても、私達は1人じゃない。そう、みんがいるじゃない!」
もはやクラスの全員が目に涙をためていた。
「いつかさ、さっきの桜の雨みたいに大きな花弁を咲かせてまたここで逢おうよ!!」
そう言い放ったみおちゃんは振り返って私を見た。
「ね、ゆっこ!!」
「……うん!!」
桜の花弁はまだ、舞っていた。
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美花 - きゃおりーーーん！私の大好きな「モザイクロール」お願い！ｗ(*´ω｀*) (2013年3月11日 20時) (
レス) id: 795796011d (このIDを非表示/違反報告)
フィラ＠レミ嫁(プロフ) - 香里ー奈さん» そんなの気にしなくていーよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！むしろ私こそごめんよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！ (2013年2月26日 21時) (レス) id: 134380e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
香里ー奈 - フィラ＠レミ嫁さん» てか、本当に遅くなってゴメンなさぁぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁああぁぁい!! マジでごめんよぉぉぉぉっぉぉぉぉぉっぉ!! (2013年2月26日 20時) (レス) id: 830798a2cc (このIDを非表示/違反報告)
フィラ＠レミ嫁(プロフ) - ひぎゃぁぁぁぁorzパタッ{萌えすぎてぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ////遅いとか気にしてないよー！ (2013年2月18日 20時) (レス) id: 134380e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
フィラ＠レミ嫁(プロフ) - 香里ー奈さん» うん！いつまでも待ってるっ♪ (2013年1月7日 21時) (レス) id: 134380e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香里ー奈 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sawadahana/
作成日時：2012年9月26日 18時
