なの・みほし＝からくり卍ばーすと ページ15
ふらふらと「東雲研究所」と書かれた看板の家に入った。
「なのー!なのなのー!」
奥から白衣の少女が走ってくる。どうやら顔を見て、怒っているようだ。
「お菓子がなかったんだけど!!」
またこのことで怒ってくる。何度言えばわかるのだろう。
「……お菓子なら台所にあるはずですよ」
「あんな高い所、はかせにはとどかないのー!」
またこう言って駄々をこねる。これだから人間の子供は。
「脚立を使えばいいでしょう」
「むーっ……」
どうやらはかせは言い返す言葉がなくなったらしい。口を尖らせている。
「なのははかせの言うこと聞いてればいいの!!」
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気づいた時にははかせは私の目の前で倒れていた。
そして、床に落ちた飾り物の私の手とむきだしになった右腕の銃。
―――ああ、なるほど。
私はすぐに理解した。
私は壊れてしまったのかもしれない。取り返しがつかないくらいに。
でもこれは正常だ。これがロボットが人間に対する態度なのだ。
私は外に出て、住宅街の真ん中に立った。
不意に口元に笑みが広がった。口が裂けるほど痛快だったあの感覚。
――人を殺すということ――
「ふふふ……私がこの世界の脆い人間どもを……。殺してやる殺して殺して殺し―――」
所詮私はからくりなのだ。こう思うのは当たり前だった。
こんなにのほほんと学校に通っている自体おかしかったのだ。
ただ１つ、知りたかったものがあった。
「ナンノタメニツクラレタノ?」
それ、教えてよ。
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「みほし……」
「わかってるお姉ちゃん」
この世のすべては白と黒で隔てられている。善/悪。
世界のすべてはそれだ。これ以外何もない。
しかも殺し屋である私はずっと前から思っている。
今回のターゲット。それは「発狂したロボット」の処分。それは知っている人物だった。
しかし、何も覚えていない。きっと家族に記憶を消す薬をのまされたのだろう。
でも、ただ考えるのは―――
相手を殺すこと。
たとえ身内だろうと。
ただそれだけだ。私からは逃げられない。地の果て追い詰めて塵すら残さない。
それが私のルール。
――全てを排除する。
誰かは思いだせない。でも１つだけ言える。
「何のために生かしておく?」
それ、教えてやる。
なの・みほし＝からくり卍ばーすと→←ゆっこ＝リア充爆発しろ!
- 金 運: ★☆☆☆☆
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美花 - きゃおりーーーん！私の大好きな「モザイクロール」お願い！ｗ(*´ω｀*) (2013年3月11日 20時) (
レス) id: 795796011d (このIDを非表示/違反報告)
フィラ＠レミ嫁(プロフ) - 香里ー奈さん» そんなの気にしなくていーよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！むしろ私こそごめんよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！ (2013年2月26日 21時) (レス) id: 134380e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
香里ー奈 - フィラ＠レミ嫁さん» てか、本当に遅くなってゴメンなさぁぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁああぁぁい!! マジでごめんよぉぉぉぉっぉぉぉぉぉっぉ!! (2013年2月26日 20時) (レス) id: 830798a2cc (このIDを非表示/違反報告)
フィラ＠レミ嫁(プロフ) - ひぎゃぁぁぁぁorzパタッ{萌えすぎてぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ////遅いとか気にしてないよー！ (2013年2月18日 20時) (レス) id: 134380e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
フィラ＠レミ嫁(プロフ) - 香里ー奈さん» うん！いつまでも待ってるっ♪ (2013年1月7日 21時) (レス) id: 134380e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香里ー奈 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sawadahana/
作成日時：2012年9月26日 18時
