【主に黒バス・銀魂他で】二次元何でもあり短編集！４

寝る前にあふれるもの/黒バス/花宮真/未完 ページ30

花宮→A→*** ...の予定。

花宮side


。○。゜○


昨日の夜、好きなヤツからメールがきた。
誰にも内緒の感情であるはずなのに、やはり隠しきれないのか今朝の練習は無駄に機嫌が良いと、
らしくないと原たちに言われてしまった。



『……花宮、宝くじでも当てたの？』


『･･･は？』


『いや、だってその…そんな……そんな微笑み、らしくないよ！！！』


『落ち着け原！！きっと花宮は宝くじごときじゃあそんなオーラは振りまかない！』
『じゃあなに！？なにが花宮を変えたの!!?』


･･結構失礼な感じで。
最終的には詰め寄られ、心配されてしまう形となった。

.


.



――そして。



その、
もとはといえば。



『 電話したい 』



用件だけを入れた、一言だけの短いメール。 これである。


確かにAのメールは、いつも、これと変わりないような短文だったし、あ、でも、句読点はちゃんと付いていたような。


夜、午後22時半頃。
就寝時間までもう少しあったけれど、『もう寝るからまた明日な』とでも送れば、明日もメールが届くのではないかと、二年ほど閉じ込めておいた感情、そういう類の欲望がぶわっと溢れ出てしまったのだ。


で、頭の中に思い描いた通りのメールを返信してみた。
上手くいきますようにと願いながら送ったソレのそのまた返信は、緊張の紐を解く暇もなく返ってきた。



＊＊＊


ごめんなさいここまでは考えました
はなみやの笑顔が気になります

きみはのろい、そのものさ。/黒バス/花宮真/進級進学→←バレンタインでもやることは変わらない!/黒バス/一行目詐欺

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