惚れてしまえば【JK】

3話 ページ3

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JK「ビールでいい？」


「え、あ、うん。」





なんで私はこいつの家に居るんだ…？


しかも、ちゃっかり宅飲みなんかしてるし





まぁジョングクも気になったんだろう

女性一人があんな夜中に酔いつぶれて

道端に裸足で寝っ転がっていたら、

そりゃあ誰だって気になる






JK「話、聞いてやってもいいけど」




なーんて、上から目線で言われて

断ってやろうかと思ったが

話すと気が楽になるかも、

そう思ってジョングクに話すことにした

よく言うじゃない、

あんまり親しい人じゃない人に話すと楽になるって




と、いうわけで私は今ジョングクの家で

またまた酒を飲んでいるのだ






「だぁーっ、ﾋｯｸ、本当あいつ、むかつく。
何が、"ごめん"だよ、謝るくらいなら、
最初っから浮気すんじゃねぇよ！！
ク〇！！！ク〇男！！！人類のゴミ！！！」



お酒が入って喋り出せば

私の口は止まることを知らず




JK「言い過ぎ、笑」



私の愚痴を聞いて

ケラケラと笑っているジョングク

何笑ってんだよ、こっちはイライラしてるのに





「4年だよ……4年も付き合ってたのに、たった、
たった2ヶ月付き合った女を選んだんだよ、ｸﾞｽｯ」



JK「今度は泣き出したし」



迷惑そうな顔をするジョングク

話を聞くって言ったのあんただろ。




いいじゃん、

浮気されたんだもん。

情緒不安定になるでしょ





JK「でも、こんな面白い女を逃すなんて、
そいつも馬鹿だね？笑」



そう言って私の頬をなぞるジョングク



「……くすぐったい」


JK「もう寝る？」



「うん、寝る、眠たい……」






私は走ったり泣いたりと疲労が溜まって


いつのまにか意識を手放していた









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