�ぁ�J》 ページ4
社長は頭が良い。
頗る良い。
でも、時に、残念な方にそれが活用されてしまう。
「よし！これで大丈夫だ！ふははは！来てみろ、始末
屋め！入って来れまい！」
ふははは。と笑う社長。
地下室を借りて唯一の入り口に溶接し始めた時は、流石社長！って俺もつい絶賛して拍手を送ったけれど、
俺は、…気付いてしまったんだ。
辺りを見回す。
食糧…ある訳がない。
水…、蛇口すらない。
「…社長、」
「ふははは！ん？何？」
「空気ぐらいは、循環してますよね…？」
空気？何それ？
ってな顔してんじゃねーよ！
この馬鹿社長！！
「死ぬだろうが！！何閉じ込めてくれちゃってんの！？俺を殺す気！？早く今塞いだ所開けやがれ！」
「何でだよ！やっと溶接できたのに！外に出たら死んじゃうじゃんか！！」
「このままじゃ二時間ぐらいで死ぬわ！！窒息死なんて苦しそうだし！一瞬でやられる方が楽じゃねーか！！」
「……窒息、………はっ！」
遅い！！
焦った社長がやっと慌てて開けようとしてくれるも
ポキ♪
「「………」」
「「ぎゃーーー！！」」
「何壊してんの！？嘘だろ！この不器用男が！第一溶接にも何時間かけたと思ってんだ！？」
「さっきから社長に向かって口がわるすぎるぞ！
じゅん！元はといえば、お前のせいだろうが！！」
「は〜！(右上がりに読んでね)ふざけんな、
てめー！さっきは俺が悪いって言って信じろとかほざいてたのは誰だよ！？」
「信じる方が馬鹿なんだ！！
…うっ、く、空気が薄い気がする」
はえーよ、馬鹿！
どんだけ場に流されやすいんだよ！
「もう、駄目だ。俺はこのままこの地下で誰にも気付かれないまま死んでいくんだ。先立つ不幸をお許しください。父、母へ。」
「この非常時に手紙なんて書いてんじゃねー！
どっから出しやがった！？」
「なにをー！(右上がりで、以下同文)お前こそ包丁自在に出せるくせに、俺には出来ないと思うなよ！」
「どんな対抗心だよ！包丁なんて勝手に出てくる訳ねーだろ！」
《ぎゃーぎゃー永遠に続く♡》
続くか！馬鹿！
俺はじゅん。Jと呼んでくれ。
付いていく奴を間違えた可哀想な俺を、
一体誰が助けてくれるんだ…。
HELPME!
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かおる(プロフ) - きよさん» お便り有難うございます(*´ω`*)理由…それを言ったら智くんは出ていってしまうので未だ先になると思います。楽しんで貰えるように書いていきたいと思います。(´∀｀*) (2021年4月17日 2時) (
レス) id: 17862cad9e (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - かおるさん、更新ありがとうございます。ストーカー翔くんを訝しく思いながらもついていく智くんが気になっています。翔くんがストーカーとなった理由も教えてほしいです。かおるさんのペースで更新してもらえるのを楽しみに待っています。 (2021年4月16日 11時) (レス) id: d9af776466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおる | 作成日時：2020年9月13日 23時
