�� ページ13
おいらは夜中に玄関先で光る淡い光りに起きた
「………御免なさい」
「もう良いですよ。悪いのは貴方じゃないって分かってますしね。諦めます(笑)」
「でも、翔君、神様の、立場が悪くなるって、…」
翔君だけが悪いんじゃない。
おいらが、本気でもう会わないって思ってなかった
「おいらが、翔君の事好きだから、」
「あー、もう。…泣くんじゃないよ。//」
泣くなって、その綺麗な布で、おいらの頬を拭ってくれる
神様の次に偉い人らしいその人も、
とても、とても優しくて、
翔君の事を思って、おいらにお願いしてきたその人は、
もう良い。と、優しく笑ってくれるんだ
「翔君、ひっく、ふっく、いじめられない？」
「虐めって(笑)あの人にそんな事できるのは、貴方ぐらいですよ」
「おいら？おいら、そんな事しなっ、いもん//
っふ、う〜//」
「でしたら、この世にあの人を虐める人はいない事になりますね」
おいらの頭をその人は撫でながら
「そろそろ天から槍が降ってきそうなんで、泣き止んでほしいのですが」
って、心底困った顔を向けるから
おいらは頑張って目に力を入れた
「……何してるんですか？」
「……頑張ってる」
目が痛くなってきた
目だけじゃなくて、身体中力を入れてるから、拳もぷるぷるしてきた
「あははは//面白い顔になってますから//」
「ふー、ふー//」
「あははは//子供でも産むんですか？//」
おいらが頑張ってる端っこで、腹を抱えて笑う偉い人がいて、おいらはおいらも可笑しくなってきて、
「……えへ//」
って、翔君みたいに笑ってしまった
「…くす//……寝てたのに、起こしてしまって、ごめんね。あまりやり過ぎないように、あの野郎には私から言っておきますから」
あの野郎？
凄い//神様相手にそんな事言えるなんて//
まーは剣で翔君の背中刺してるけど子供だし//
潤は相変わらず翔君に蹴り入れてるけど、赤ちゃんだし//
「……翔君って、心も大きいんだなぁ//」
「ん？何故そこであの人を褒める言葉に？」
「違うの？」
「いえ、…違いませんけど(苦笑)」
淡く光りだした二度目に会ったその人は、和という
初めておいらの前に現れた時は、心底おいらに怒っていた
神様を、とても心配しているのがおいらにはわかったから、
おいらは、もう、会いません
そう、この人に誓った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かおる(プロフ) - きよさん» お便り有難うございます(*´ω`*)理由…それを言ったら智くんは出ていってしまうので未だ先になると思います。楽しんで貰えるように書いていきたいと思います。(´∀｀*) (2021年4月17日 2時) (
レス) id: 17862cad9e (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - かおるさん、更新ありがとうございます。ストーカー翔くんを訝しく思いながらもついていく智くんが気になっています。翔くんがストーカーとなった理由も教えてほしいです。かおるさんのペースで更新してもらえるのを楽しみに待っています。 (2021年4月16日 11時) (レス) id: d9af776466 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かおる | 作成日時：2020年9月13日 23時
