内緒のお話 ページ22
何だろう・・・？
時々、あの人が・・
「どうしたの？しょう君」
俺の鼻血を甲斐甲斐しく拭いてくれてた
さとし君のプリチーなお顔が、ドアップで俺の顔の目の前に
・・・んちゅ///
「！！？・・・//////・・・も〜、ちゅ〜しちゃだめなの///」
さとし君が、ポコンって、俺の胸を叩く
は〜〜///俺の天使はいつだって可愛い///
「・・・領君、嘘ついてるお顔してるね」
俺の見ていた方、さとし君が後ろを振り返って
そう小さく洩らす
「・・・何だろうね？怪君は、気が付いてないのかな？」
「うん、領君が嘘をつきたい人が、怪君だからかな」
それは、第三者の視点だからこそ見えるもの
怪が俯いた時に、笑ってた領の顔が
ほんの少しの間、泣きそうに歪められた
「・・・少し、見守ろうか？」
「・・・うん」
自然と繋がる手と、お互い寄り添う様に身体を支え合う
「しょう君」
「ん？」
こてんと、さとし君の頭が甘える様に俺の肩に乗っかる
「辛くなったら、ちゃんと僕に言ってね」
「・・・うん」
多分、さとし君は俺と初めて会った時の事を思い出してる
怖くて、限界で
いっぱいいっぱいになっていた
あの時の俺を
「僕達にも、お話してくれないのかな？」
「・・・してくれると良いね」
「・・うん」
ふふ///と、微かに笑うさとし君の髪の毛がこそばゆい///
「さとし君」
「なーに？」
ちゅ
さとし君のお口じゃなくて、俺の肩に乗っかるふわふわな髪に
「・・・ばか//////」
二人で、くふふ///と笑い合う
初めて出会った人間二人
乱暴で、小さい俺達に容赦なくて
それから、
家を作ってくれて、
毎日ご飯を作ってくれて、
毎日あったかいお風呂も入れてくれて。
嫌な顔せず
笑ってくれる
そんな顔、見たくない
俺達は、
もう二人の事が大好きだから。
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じゅーくろー(プロフ) - ありがとうございます！幸せもらいました。来年もお暇な時に書いていただけたら嬉しいです。良いお年を！ (2019年12月31日 11時) (
レス) id: 26990fcaa5 (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - じゅーくろーさん» 沢山のコメント有難うございます。なので、1ページだけだけど、追加してみました笑さて、今日中にサンタさんは届けられるのか？頑張れサンタさん！！ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 17862cad9e (このIDを非表示/違反報告)
じゅーくろー(プロフ) - こんにちは。初めて読ませていただきました。泣けました。これからシリーズ読ませていただきます。かわいいピュアな小人のやまに癒やされました (2019年12月15日 13時) (レス) id: 26990fcaa5 (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - masaoさん» 今晩わー。終わっちゃいました。とてつもなく寂しいです。でも和とまー君がきっと、最後まで支えていてくれる。そう信じて。じゃないと、のんびりさんと、うっかりさんコンビだから笑コメ有難うございました。 (2019年10月28日 22時) (レス) id: 17862cad9e (このIDを非表示/違反報告)
masao(プロフ) - かおるさん、こんばんは。私はこの小人さんのお話が大好きで、いつも更新があると楽しく拝読していました。嫉妬メラメラの今の宿主の２人に笑いました。小人の２人とその宿主の２人の素敵なお話、ありがとうございました。 (2019年10月28日 20時) (レス) id: 7a74d9ef4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおる | 作成日時：2019年2月3日 0時
