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何それ、何それ…。今そんな台詞言われたら、私はどうしたらいいの。

泣いている原因のチョロ松君に、言われたら…。


「いつもさ、飽きもせずに僕の話聞いてくれて。

 一度も、嫌だって言わなかった。

 しかも僕だけが一方的に話して、Aの話とか全然聞いてあげられなかった。

 自分勝手でホントにごめん!

 悩んでる、って気付いてあげられなくてホントにごめん!

 だから…力になりたい。泣いている所、見たくない」


私がどれだけ諦めようとしても、貴方はいつもそう。

きっとこれが原因だと思う。不意打ちで優しく接してくるなんて。

弱ってる私にとったら、好きになるしかないじゃない。

また、諦めきれないじゃない。


…でも、この悩みは言えない。悩みと言うか、もう失恋直後なんだけれど。

嘘を吐いて、適当にあしらってしまおうか。話を逸らしてしまおうか。

そう思ったけれど、真剣な眼差しを思い出してそんな事は出来なかった。

だから、ちょっとだけ本当の事を話す事にした。


「あのね…失恋しちゃったの」


それを言った時、彼が驚いているのが分かった。

そんなに驚く事かなぁ…ちょっと、失礼だと思う。


「元々、好きな人がいるって事は知ってたんだけどね。

 ついに告白している所、見ちゃって。で、失恋を実感したというか…」


「誰?」


随分、ストレートに聞くものだと今度は私が驚いた。

多分、誰に失恋したのかを聞いているのだとは思う。

うわぁ、出来れば言いたくない。

そう思い悩んでいる所に、彼は衝撃の一言を放つ。


「僕を好きになれば、悲しませないのに」


それって…意味を確かめようと、顔を上げると彼は耳まで真っ赤だった。

ヘタレな彼が勇気を振り絞ってくれたんだ、って気付く弱虫な私。


「僕でいいなら大切にするし、泣かせないし、楽しませるし…!

 だ、だから…その、男の事が吹っ切れてからでいいから…ぼ、僕と…っ」


前半はやけに早口で後半はやけにゆっくりで。

さっきまでの暗い感情は消え失せていた。


「いやだなぁ、チョロ松君。…私が失恋したのは貴方なのに」


段々、可笑しくなってきて私は笑いながら言った。

彼は「へ?」と声を上げると、「失恋…?僕に…?なんで…?」と呟く。

説明は後でしよう。そう決心した私は、彼の手をぎゅっと握った。


「しょうがないから、私から言ってあげるよ」


そこまで言うと、大きく深呼吸をする。






「付き合って下さい」





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天光 - ○マカロン少女●さん» ごめんなさい、試してみたのですが出来ないようです。仰る通り荒らし対策としても簡単に表には出せませんよね。ご迷惑をおかけしました。 (2017年10月7日 21時) (レス) id: 62ad9e0abb (このIDを非表示/違反報告)
○マカロン少女●(プロフ) - 天光さん» えっと、ここでは言いにくいので、http://uranai.nosv.org/passcheck.phpで復活をお願いします。 (2017年10月7日 19時) (レス) id: 4e03a74f79 (このIDを非表示/違反報告)
天光 - ○マカロン少女●さん» すみません、本当にごめんなさい。しばらく来れない間に、パスを忘れてしまいました…。大変、申し訳ないのですが教えて頂けないでしょうか。 (2017年10月7日 0時) (レス) id: 62ad9e0abb (このIDを非表示/違反報告)
○マカロン少女●(プロフ) - サクラさん» 有難うございます!頑張ります! (2017年10月2日 20時) (レス) id: 4e03a74f79 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2017年10月2日 1時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天光×マカロン少女 x他1人 | 作成日時:2016年12月30日 13時

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